福岡市西区生の松原、そこはまるで映画のロケ地のようなロケーション
今回ご紹介する物件は、福岡市西区生の松原(いきのまつばら)という地域の中でも、高台エリアにある築8年の戸建物件です。
「生の松原」という地名のとおり、博多湾の西半部の海岸線にある松原が特徴の地域です。歴史は古く、神功皇后が三韓出兵のおり、海岸に松の小枝を逆さにさして戦勝を祈り、その枝が生きて栄えたことから「生の松原」と名づけられたと伝えられます。
現在では松原の 1/3 が福岡市の都市公園となっており、近接する中学高校のボランティア活動など、多くの市民も協力し、維持されている希少な松原が現存しています。
福岡市の市街地である博多・天神エリアと、観光地や移住地としても人気の高い糸島エリアとの間に中間に位置し、どちらへのアクセスにも不便のない生の松原エリアは、都市型の生活利便を確保しながら、松原をはじめとした自然をすぐ近くに感じられる、コンパクトシティ福岡の良いところを凝縮した立地の1つと言っていいかと思います。
私たちSALTが拠点を構える西区今宿の隣エリアということもあり、取材・撮影のこの日も、SALTから自転車で海岸沿いを走り、物件まで伺いました。
生の松原(google map)
https://goo.gl/maps/vLzBcPoCtGA2X2zT8
高台に位置する物件までの道のりは、坂道が続きます。それぞれの住宅が程よい距離をとりながら立ち並んでおり、それだけで暮らしの余裕・ゆとりを感じます。
ふと登ってきた坂道を振り返ると、青い海に浮かぶ福岡市の離島・能古島。
そこには、「この風景、どこかの映画のワンシーンで見たことがあるような…」そう思わずにはいられない景色が広がっていました。
海・島・空・坂道・立ち並ぶ住宅、本来なら目障りなはずの電線までもが欠かせない要素となり、1つの景色をつくり出しています。この景色だけでも、十分価値があると思うので、ぜひ皆さんにも見ていただきたいです。
※車での通行可のため、必ずしも徒歩・自転車等で坂道を上り下りしていただく必要はありません
圧倒的なパノラマビューと自然のエネルギーを前に、思わず深呼吸してしまう
さらに坂を登っていくと、周辺物件の中でも一際窓面が大きく、新築かと思わせるほど状態の良い外観の物件が見えてきます。この物件が今回ご紹介の物件となります。
物件に到着し、再び海の方へと振り返った瞬間、息をのんでしまうような圧倒的なパノラマビューが視界に、空・海・緑による自然のエネルギーが身体中に飛び込んできました。
飛び込んできたモノをしっかりと受け止めようと、私は思わず大きく深呼吸をしてしまいました。きっとこの場所に立てば、誰もが深呼吸してしまうに違いない。そう思わせるほどの景色とエネルギーがそこには広がっています。
家の中にいるのか、外にいるのか。そんな感覚に陥ってしまうほど開放感のあるLDK
物件で出迎えていただいたのは、優しくて穏やかな雰囲気の所有者さんご夫婦。
ご夫婦による案内のもと、1階のフリースペースを抜けて、メインフロアである2階に上がると、北向きながら明るい自然光とともに、これまた開放感に溢れたリビング・ダイニング・キッチンが目に飛び込んできました。
2面にわたる大きな窓面には、先ほど建物の外から見た大迫力なパノラマビューがそのまま映し出され、決して大袈裟ではなく、家の外にいるかのような感覚におちいります。
室内は、白を基調とした清潔感のある壁・天井・キッチンまわりを松原や隣地の木々による緑が優しく包み込み、ソファセットとキリムの絨毯がアクセントとなって、とてもお洒落な生活空間が広がっていました。
空間のどこを切り取っても絵になるので、惚れ惚れしながら見回っていると、キッチンからコーヒーのいい香りが。
美味しいコーヒーと、東京で暮らす娘さんのところに行った際に買ってこられたという美味しいお菓子をいただきながら、物件についてのインタビューを開始しました。
2F リビング・ダイニング・キッチン
1F フリースペース
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物件との出会い、それはご夫婦による一目惚れ