元刃物屋だった。
今回の物件は福岡県の筑豊地域に位置する直方市にあります。もともと筑豊地域は石炭産業で栄え、直方市はその集積地にもなっていたエリアです。
今では人口も減り、後ほど紹介しますがシャッター商店街など全国的に見られる課題が直方市にもあるようです。
直方市は写真の銅像にもあるように元大関魁皇の出身地でもあります。
このJR直方駅から徒歩7分のところに今物件があります。
また徒歩2分の場所には北九州方面に延びる筑豊電気鉄道の筑豊直方駅もあります。
今は改装されていますが、この物件は元々刃物屋だったということもあり、道路に面した商売しやすい立地にあります。
刃物屋だった面影は駐車場横に見られます。
刃物屋を閉めた後に道具収納のために使っていたそうです。
(今でも上手く活用できそうです。)
そして肝心の11DKというお部屋を拝見しました。
入ってみるとまさに迷路です!
2階建てで和室も洋室あり、部屋から部屋を経由しないと行けないところがある昔ながらの造りです。見てまわるうちにこの部屋はアレに使おうなど妄想が広がります。
綺麗なまま維持されているので、この部屋はこのまま使いたいですね。
(サザエさんで例えるとカツオが波平によく怒られてる部屋のような雰囲気です。)
キッチンスペースも広く、大勢での調理も可能です。
ワイワイ料理する風景が浮かびます。
(勝手口から三河屋のサブちゃんがこんにちはしそうです。)
趣のある階段をあがると、
そこにもやっぱり広々としたお部屋があります。
(11DKなので当然ですが。)
さらには屋根裏部屋も発見です!
右上に少し見えている天井むき出しの部屋です。
広さも十分にあります。
(こういう隠れ家的部分を見てしまうとさらにワクワクしてしまいます。)
全部屋をお見せすると長くなってしまうので続きは是非内覧ください!
今回の物件は派手なことをしなければ、改装自由で使い方も自由ということで、自分なりのスタイルに合った次なるストーリーをつくっていける物件です。
自分であればいい感じにお部屋があるのでゲストハウスですかねー。
可能性は無限大にありますよ!
近くの商店街へ。
ここは物件からほど近い距離にある須崎商店街です。
大型ショッピングセンターが出来てからシャッターを閉めるところも増えてきているのだそう。
こちらは縫製中の洋服店店主さん。
昔とは違い人通りも減ってきたから店舗販売での収入は厳しいのが現実だとか。
今は域外からのお付き合いで仕事を得ているそうです。
「本音を言うとやっぱり若い人にこの商店街に入ってきてほしいよね。」と町の将来を心配するお父さん。
どこでも同じようなテナントの入る商業施設より人間味のある関わりをもった商店街でのお買い物も良いかもしれません。
このお店も上手く改装すれば人の集まる交流の場にピッタリではないかと思います。
一度物件の内覧と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?
力士のポスターだらけの靴屋とか面白いお店もありますよ。
まとめ
最初案内を見た際に11DKで6万円というのは印刷ミスではないかと思ったのですが、本当に11DKでした!
(自分の東京時代は狭い1Kで8万円だったなー。。)
・自分でカスタマイズが可能な物件。
・駅は近いですが買い物を考えると車が必要かと思います。
・洗濯機は現状では屋外設置になります。
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