『福岡移住不動産vol.39』【秋月】蔵造りの伝統的な外観。希少なカフェ居抜き物件が登場!

秋月の物件情報は前回の鉄砲長屋古民家につづく第二弾。今回は居抜きで利用可能な豪華なカフェ物件です!

自然と歴史感じる、朝倉市秋月

福岡市から車で約1時間。「筑前の小京都」とよばれる秋月は、三方を山で囲まれ南に開けたまちです。秋月の歴史は古く、近世黒田氏によって12代にわたり統治され栄えた城下町でした。主要幹線からはなれた立地のため明治以降の近代化開発からのがれることとなり、歴史を感じさせる風情あるまちなみが今でも残っています。町全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、武家屋敷や町屋など城下町ならではの建築物が周辺の自然景観や田園景観と調和し、味わいのある風景をつくりだしています。

朝倉市秋月

秋月のカフェを居抜きで購入可能

秋月城下町の古いまちなみを散策していると、ひときわ広いスペースに白壁が際立つ平屋建てのカフェがあります。ここ『カリアーリモデナマーケット秋月カフェ』は、2015年5月にオープンして以来、秋月を訪れる多くの観光客に憩いの時間を提供してきました。そしてこのたび、このお店が新たなオーナーを探すことになりました。
現オーナーは秋月をえらんで他県から移住してきた実業家。カフェ経営のほかにいくつかの事業を並行しておこなっていますが、主力事業に集中するために本物件を売却することにしました。とはいえ、これまで愛情を注いできたお店は今もなお営業していますし、物件購入者にはできる限りカフェとして受け継いでもらいたいと考えています。また次世代を担う若者や子育て世代にご購入いただければ秋月の将来にとってもいいのではないかとも話していました。

物件紹介

手前に広々としたスペースをもつ建物の外観は瓦葺きの屋根に白壁の蔵造りとなっています。内装は白を基調とした明るくモダンな空間です。
本物件はカフェとして利用されていたままの居抜きで利用できるうえに、使用されていた備品の譲渡についても相談が可能です。カウンターやショーケース、バックヤードの什器類、エスプレッソマシンなどひととおりのものがそろっています!これからカフェをやりたいと考えている方には希少な物件だといえます。
複数の店舗でお店をシェアするもよし、建物奥にはバックヤードスペースや事務所スペースも充実しているので、ワークスペースが併設された、カフェ&コワーキングなんて使い方も面白いと思います。
とは言え、いきなり物件を購入して店を開業することに抵抗のある方も多いと思います。そんな方は、まずは賃貸からスタートすることも可能です。
※賃貸は購入意思のある方のみが対象です。
※賃貸期間は最長で1年間となります。
※賃貸料は応相談、賃貸期間中に支払った賃料は購入金額の頭金となります。

▲白を基調としたモダンな内装





▲エスプレッソマシン


▲ピザ窯



▲カウンター裏の調理場


▲トイレと手洗い場

先行移住者に聞く、秋月での開業

本物件から徒歩5分のところにちいさな美容室があります。今回の秋月取材でカフェオーナーや地元のチーズ職人さんから噂をききつけて突撃取材を敢行しました!お話を聞きにいった山下美容室の山下さんは、わたしたちの突然の訪問にもかかわらず気さくに応じてくださり、移住の経緯や秋月のことなど詳しくはなしてくださいました。

山下さんは9年ほど前に福岡市早良区からご夫婦で移住してきました。移住後にふたりの子宝にめぐまれ、現在は4人家族です。以前の勤務先の美容室ではたくさんのお客様と接してこられたそうですが、もっとお客様ひとりひとりと丁寧に接したいと考えて独立を決め、ちいさなキャパの店舗兼住宅を探していく中で秋月にある今の物件に辿り着いたそうです。

美容室の表には看板らしきものもなく、注意していないと通り過ぎてしまいそうなほど秋月の景観に溶け込んでいる山下さんの美容室は、施術席2席ほどのかわいらしい内装の空間でした。この美容室におとずれるのは1歳のお子さんからおばあちゃんまで幅広い層の地域の人達で、なかには移住前からのお付き合いのあるお客様もやってくるとのことでした。

秋月での子育て

学校の様子をたずねてみると、1学年1クラスの小学校は生徒みんなが仲が良くのびのびとまなんでいるとのことでした。同級生たちはほぼ同じ顔ぶれで中学卒業まで秋月で育ちます。
山下さんは子供たちが秋月を巣立った後も、大人になったらまたこのまちに戻ってきてほしいといいます。偶然の縁で秋月で開業した山下さんは、移住後10年ちかくたった今でも散歩中に眺める景色をきれいだなと思うときがあるそうです。暮らすほどに愛着がわいてくるこの秋月のまちを今では自分の”ふるさと”のように思っていると話します。また、山下さん一家のほかに同時期に移住してきた家族が何組かいますが、みなさん現在の秋月の地域のつながり、歴史と文化をそのまま次世代まで受け継ぎたいという共通の思いをもっているのだとか。

▲山下美容室の山下さんとインコのれもんちゃん

多目的なスペースのつかい方

『カリアーリモデナマーケット秋月カフェ』については、やはり建物前の広々としたスペースが気になっている様子。ただ駐車場としてだけではなく、広場として地元の人たちをあつめてイベントを開催したら面白そうだと話が盛り上がりました。実際に以前は近くにあるお寺、浄覚寺で住職の家族が開催する定期的なマルシェがあったそうですが、現在は開催されていないそうです。人気のマルシェだったため、開催時には多くの人で地域もにぎわっていたようです。秋月カフェの駐車場スペースをパブリックスペースだととらえ、柔軟な発想でこのまちを活性化させてくれる人にぜひ移住してきてほしいと山下さんは最後までにこやかに話してくれました。

▲カフェの前のスペース

間取り

地図

物件情報

種別 売買
価格 2,000万円
所在地 福岡県朝倉市秋月241-1
交通 甘木駅より車で15分
土地面積 840㎡(公簿面積
地目 宅地・雑種他
都市計画区域区分
種類 店舗・事務所
建物構造 鉄骨造瓦葺平屋建
建物延床面積 152.62㎡
総戸数 1戸
建築年月 2004年3月
駐車場
特記事項 居抜き利用可、什器譲渡相談
インフラ 上水道(井戸水)
下水道(公共)
ガス(プロパンガス)
電気(九州電力)
インターネット(光回線引込みあり)

(テキスト:野上梓)

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