2015年4月、福岡市西区今宿に誕生した海辺のシェアオフィス『SALT』。このシェアオフィスは、私たち「福岡移住計画」が運営しています。オープンしてから4年が経過し、『SALT』にはどのような方々が入居し、日々空間を共有しているのか。シリーズ「SALTな人」では、利用者の視点から『SALT』という場のリアルについてお話を伺います。
今回のインタビューは、神奈川県横浜市ご出身のWEBエンジニアである上滝太祐(じょうたき たいすけ)さんにお話を伺いました。
福岡に移住してリモートワーク
ー前回の小金丸さん同様、SALT入居歴4年以上の古株で長きに渡ってSALTを利用いただいている上滝さんにご登場いただきました。まずは自己紹介と、お仕事内容を教えていただけますでしょうか?
出身は神奈川県です。生まれも育ちも横浜市の生粋の浜っ子です。会社は株式会社デジタルキューブで、WordPressサイトの構築、保守をやっていて、私の仕事がWordPressサイトの修正や保守となります。リモート勤務がOKの会社で、どこでも自分の好きな場所で仕事ができるので、2012年に福岡に移住してきました。
ー横浜のご出身なんですね。福岡を移住地に選ばれた理由は何なんだったんですか?
もともと九州が好きで福岡は何度も遊びにきていました。従兄弟がこちらに住んでいることもあり馴染みがあったことも大きいですね。
ー上滝さんが感じる福岡の良さはどういったところでしょうか?
福岡の良さは、何と言ってもご飯のおいしいところですね!特に「なんでこんなに魚が安くておいしいんだろ~~!!」と思うことが多いです(笑)。
あと、よくみなさんおっしゃることですけけど、街がコンパクトで、すぐアクセスできる場所に自然があり、空港が近くて便利…。これらの過ごしやすい環境にも惹かれました。
ー福岡に移住された後、なぜシェアオフィスでお仕事をしようと思ったのでしょうか。SALTに入居される前はどちらでお仕事されていましたか?
福岡に移住してから、SALTに入居するまでは色々な場所を転々としていました。
友人の会社の一角をまがりして使わせてもらったり、知り合い数人とオフィスをシェアして使ったりして数年間過ごしていました。
借りていたビル会社の都合でオフィスを退去しなくてはなってからは、2年くらい毎日のようにカフェに通って作業していました(笑)。
福岡市中心部のシェアオフィスを使っていた時期もあったんですが、でもそこも閉店してしまったりして…なかなか落ち着けるオフィスに巡りあえずにいましたね。
ーオフィスがない時期も長かったんですね。どのタイミングでSALTを知られたんですか?
カフェに通って作業しながらも地道にオフィスを探していました。そんなある日FacebookにSALTの情報が流れてきたのを見て、「シェアオフィス、あ!よさそうだな~」と感じましたね。
そのあとすぐに知り合いがSALTのスタッフをしているということが分かって。その彼に「見学にいっていいですか?」とお願いし、SALTに見学きたというのがSALTとの出会いです。それが2015年でした。SALTはまだ始まったばかりで、3階のワンフロアのみの運営でしたね。
「あ!よさそうだな~」から4年以上
ーずっとご利用いただきありがとうございます。最初の「あ!よさそうだな~」と、実際のSALTに来てみて感じた印象はいかがでしたか?
Facebookで見ていたとおり、景色もいいしとても気に入って入居を決めました。
入居を決めたときは隣駅の下山門付近に住んでいたのですが、入居してすぐに家庭の事情で東区に引っ越さなくてはならなくなってしまって。それ以来、高速を使って車通勤するようになりました。
ー入居した途端にお引っ越し!そうだったんですね。お引っ越しされてSALTへの通勤は大変になったのではないですか?
車通勤はそこまで負担じゃないですよ。自宅もSALTも高速の入り口からそこまで遠くないですし、だいたい30分あれば到着します。福岡市の中心部にいくのとあまり変わらない時間でこれるので。
SALTの近くにコインパーキングがあるのでそこに駐車すれば、本当に歩かずにすみますしね(笑)。
仕事柄すべてネット上で完結できるので、仕事で人に会うこともないため、不便さは特に感じていませんね。