【KOUGEI EXPO IN FUKUOKA開催】伝統工芸と現代をつなぐ、小石原焼×WOK22のコラボレーションに掛ける思い。

お互いが寄り添い合った器

ーデザイン画を見た時はどう感じましたか?

森山さん:小石原焼は普段使い=用の美が特徴的なお皿なので、奇抜になってしまうと小石原焼である意味がなくなってしまう、だから、不破さんにとってはその匙加減がとても難しかったと思うんです。でもデザイン画を見ると、ぼくたちの思いや、小石原焼のことをしっかりと理解してくれているな、ということがよくわかりました。

ーどのようにデザインを考えたのでしょうか?

WOK22さん:ぼく自身が“欲しい”“使いたい”と思うものをベースに考えました。今回ペイントは封印し、六角形という形、そしてぼくの作品のテーマカラーであるピンクと水色を使うという、形と色味の提案に絞ることにしました。小石原焼では前例がないようなことをしたかったので、“普段使い”という範囲の中で、アートのような佇まいを見せる器を作りたかったんです。だから、少〜しだけ、無茶してもらいました(笑)。

ー無茶、ですか?(笑)

熊谷さん:六角形のお皿の場合、本来、粘土を板状にしてカットする方法で作れるのですが、小石原焼は高いろくろでの技術も特徴のひとつなので、これはやっぱりろくろで作らにゃいかんだろうと。丸く作ったお皿をわざわざカットするわけですから、手間はかかりますよね。でも、この過程が大切なんですよね。

森山さん:デザインに合わせて飛び鉋を入れる場所も工夫しました。器の表だけではなく、裏に入れたり、カップの中に入れたり。どこに入れたらかっこよく見えるだろう、と考える作業も楽しかったですね。

WOK22さん:そういっていただけてよかったです(笑)。やっぱり見たことないものを作りたいという思いが強いので、共感してもらえてよかったです。

ー実際購入された方に、どのように使ってもらいたいですか?

WOK22さん:カップの方は、ドリンクカップとしてはもちろん、スープカップや晩酌用としても使えると思います。六角形のお皿は、形こそ斬新ですが、小石原焼ならではの和の風合いもしっかり残されているので、和食・洋食なんでも合うと思います。

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ストーリーが広がる器たちを

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