室内案内:のびのび育児のための空間活用
リビングスペースでは、駆け回る広い遊び場と、食べる寝るがコンパクトに集中していました。ここをすっきり保つためにも、収納スペースが重要だったとオーナー夫妻はいいます。玄関のある北側の洋室はウォークインクローゼットとは別に収納部屋として活用されていました。
▲構造上エアコンが設置できない北側洋室。テレビ配線やコンセントは設置されていますが、二重窓はありません。
▲収納棚のみで戸はありません。部屋をいろんな用途に使えるように考えたためだとか。
▲ドラム式洗濯乾燥機(容量10kg、幅64cm)を置いていた場所。リノベ前は電気温水器のスペースでした。(リノベでガス給湯器へと取り替え済み)
▲洗濯機の向かいは洗面室。床はタイル仕様で、シンクは幼児たちが横並びできる幅があります。
▲浴室は子どもたちがまとめて入れる戸建てサイズ。追い炊き機能付きです。
▲トイレも引き戸。タイル床です。
▲玄関土間は幅を広げてモルタルに。コートハンガーとシューズボックスがあります。玄関戸には網戸(折れ戸式)が追加されています。
共用部と駐車場案内:永く大切に。19戸で無理せず守る愛着マンション。
▲マンション前の景色
全19戸の住民構成は新築時から暮らすシニア世帯と、オーナーチェンジで入居した子育て世帯がおよそ半々の割合だそう。現オーナー夫妻にとっても、子育てをあたたかく見守ってくれる環境が心強かったといいます。
本物件にはエレベーターや立体駐車場などの設備はありませんが、その分の管理コストがかからないともいえます。「維持管理すべき部分がミニマムでありながら、必要な整備はしっかりとしているイメージ」と夫妻も気に入ったそう。
▲共用部は専属の方が平日毎朝清掃。登園する子どもたちにも朝声をかけてくれるのだそう。住民も駐輪場などの整理整頓に積極的らしく、整っていて気持ちのいい外観でした。
▲共用階段は屋内階段と屋外のらせん階段の2つ。部屋に近いのは屋内階段ですが、オーナーの子どもたちはらせん階段がお気に入りだったそうです。百道(ももち)で花火が上がる時には、廊下や階段から見ることができます。
▲本物件は2015年に大規模修繕済み。満開時にはトンネル状にみえる桜など四季折々に変化する周辺の景色を楽しみながら通勤・登園できます。
▲物件から40m先にある、最寄りの月極駐車場を引継ぎできます。現オーナーが契約しているのは木の真下の区画で落ち葉が積もるのが難点ですが、近隣の駐車場はほぼ空きがないので近さを優先したのだそう。
▲「丘陸」地盤のてっぺんに建つマンション。近年、自然災害も多いなか、地震・津波・高潮・洪水ハザードマップにかからない立地であり、近隣の祖原公園が避難所になっているということで安心感があったそうです。保育園のマラソンルートにもなっているこの坂を、子どもたちは徒歩で通園しました。
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周辺環境:路地裏と裏山を庭に、親子で楽しむ