入居者インタビュー その1 ~まちへの愛着からの家さがし。
春の訪れを感じはじめた4月上旬、この数年間で急激に人口が増加している人気のエリア、福岡市東区アイランドシティを取材しました。本メディアで2019年の特別連載で紹介した分譲マンション「フォレストプレイス香椎照葉ザ・テラス」が、シリーズ4棟中これまでに2棟が完成。広々としたバルコニーと緑豊かな環境、おしゃれな内装デザインが注目を集め、現在続々と入居が進んでいます。
今回はこちらのマンションに入居して半年から1年が経つ2組の家族に話を聞きました。マンションの魅力や日々の暮らしについて、そして、外すことのできないwithコロナでの家えらびとライフスタイルの変化についてリアルに語ってくれています。
浮かび上がってきたのは、これまでより一層高まる快適な住まいの価値、コンパクトに凝縮された島内での暮らしの満足度の高さでした。今、アイランドシティへの移住やマンション購入を検討中の人たちへ役立つ内容となっています。
わが家をもっと愛したい!在宅ワーク前提、くらしと家族中心の家えらび。
住居タイプ:4LDK
家族構成:諸橋祐樹さん・諸橋希望さん夫妻(30代)、陽咲ちゃん(1歳)
経緯・背景:博多区から転入(入居歴8か月)。夫婦ともに会社員。家族全員が個室をもち、それぞれ在宅勤務中心のワークスタイル。
-まずはアイランドシティへ転入してくるまでの経緯を聞かせてください。
祐樹さん:コロナをきっかけに夫婦二人ともリモートワークになりました。私は勤務先が博多だったので以前は博多にアクセスが良い所というのが住まいの最低条件だと考えていました。あと勤務先本社が東京で、私も元々関東からきているので仕事の面からも将来的には東京に戻ることを視野にいれていました。
それがコロナでフルリモートになってそのあたりの足かせがなくなりました。リモートワークが前提ということになれば住む場所はどこでもいいとなるので、むしろプライベートだったり、家そのものの環境や子どもが育てやすかったりといった観点で理想の暮らしをもとめる方に思い切り軸足がうつりました。
希望さん:でも、私たちがこの家を選んだのって実は、「この条件で家を探そう!」ということではありませんでした。コロナ自粛期間中だった昨年の4月・5月って、ちょうど私が仕事復帰したタイミングだったんですけど、コロナの自粛によってすぐに保育園が閉園になってしまって。それで福岡市東区の私の実家に家族で居候していました。そのときに実家が近くにあるのはいいなと思いました。
あと、休みの日に初めてアイランドシティに散歩に来たのですが、そのときに「ここ、住みやすそう!」って感じたんです(笑)。なんとなく来てみて直感的にいいなと感じたところからスタートしたので、はじめから条件があって、それが合ったからここを選んだというわけではないです。
祐樹さん:実際にまちをあるいてみると、緑があって、近くに海があって、公園があって、ベビーカーを押して歩く時も道が広くて安心だし、いいなと思いました
希望さん:その後本格的にリモートワークが始まって、転勤も考えなくていいなら家を買おう。じゃあアイランドシティで探そうよ、ということになりました。
そしてそこから情報収集をはじめて、あらためてちゃんと調べてみたら、学校のよさとか電信柱がないとかの情報があとから入ってきて、ますますアイランドシティに住みたくなりました。だから、じつは私たちはアイランドシティでしか家探しはしていないんです。
※電柱のないまちアイランドシティ
アイランドシティでは電線や通信網などが地下に埋設されています。視界が開けて海や緑の景観を堪能できることに加え、電柱がないことで災害時に電柱の倒壊や電線の垂れ下がりといった危険性がなくなり、緊急車両の通行がスムーズになるなどの工夫がなされています。
-おふたりのリモートワークについて聞かせてください。在宅勤務はオンとオフの切り替えが難しいとか、ストレスがたまるとかよくいわれますが、ここで実際に在宅勤務と子育てをやってみてどんなことを感じていますか。
祐樹さん:僕はあまりオンとオフの切り換えとかわからなくて(笑)。 仕事中の顔とパパの顔はちがいますが、そこの切り換えをすることに僕はあまりストレスを感じてないですね。むしろ家にいながら仕事をしてるからこそすぐスイッチが入るし、移動時間が無くなった分、ちょっとあいた時間に料理手伝ったりお風呂を洗ったりできるとか、メリットの方を感じています。
仕事もプライベートもあわせて自分の人生なので、そこのバランスがうまくとれている今のスタイルはいいなと思います。
▲あいたか橋周辺の遊歩道。祐樹さんは仕事の合間にときどき外に出てリフレッシュしているそう。
希望さん:うちはわりとみんなのんびりしたタイプなのですが、こどもを保育園におくる結構ギリギリまで家でのんびりして、保育園へ送りとどけて戻ってきても、移動時間がほとんどないので十分会社の始業時間に間に合います。その点では通勤してる ワーママさんに比べたらすごくのんびりできてると思います(笑)。
オンとオフの切り換えはやっぱり難しいのですが、お昼休みの間に洗濯物を干したり、ちょっとした片付けとかできるので私はリモートワークはいいなと思っています。前の家のときはワークスペースが1つしかなかったので私はダイニングで仕事をしていたのですが、もうめちゃくちゃでした(笑)。
ちらかってるのに片づける時間もないし、いつもイライラしちゃって切羽詰まった状態だったので早く引っ越したいと思ってて、ここが決まってからすぐに入居しました。いまは夫婦別々のワークスペースがあるし、家族との共用スペースもすぐそこにあるのでオンとオフがいい感じに切り換えられています。
-在宅勤務で家にいる時間が長かったら、外部からの刺激や情報交換などで物足りなさを感じることはないですか。
希望さん:若い時は都会のにぎやかさにあこがれもあったけど、今は家族といる時間が好きなのでそのことに対してあまりストレスがないのと、近所に友人も何人か住んでいて、交流があるのがありがたいです。まわりも同じような子育て世帯が多いし、アイランドシティだけで生活が完結してますね。今は刺激よりもゆったりした時間を大切にしています。
あと、在宅ワーク中の気分転換に共用棟のシェアテラスや専用バルコニーにちょっと場所を移って仕事したりもします。共用棟のシェアテラスは仕事もできるしコーヒーが飲めるカフェもあるんですよ。そういう場所を時々利用しながら切り替えができるのも在宅ワークのいいところだと思いますよ。
▲共用棟のシェアスペース。在宅ワーク中の気分転換にも利用できます。
▲共用棟のテラス。マンション住民専用のセンターガーデンが現在建設中です。ガーデンの中央部分には水路がつくられ住民たちの憩いの場所になる予定。
-このマンションの中でお気に入りの場所はどこですか。
希望さん:いろいろありますが、やっぱりバルコニーです。ほかの物件もいろいろ見にいって、一番最後にここのマンションを見学したのですが、バルコニーはこのマンションの購入を決めた大きなポイントかもしれないです。
-バルコニーはどんな使い方をしてますか。
希望さん:こどもがよくシャボン玉して遊んでます。天気がいい休日にはそこでカフェっぽく朝食をとったり、夜は灯りをつけて食事したりしてくつろいでいます。
言ってしまえばこんな広いバルコニーってなくてもいいじゃないですか。でも、あったらすごく心がゆたかになるし、わくわくする。コロナや在宅勤務でこれからどうしても家の時間が増えてくるならば、私はそういう感覚を大事にして、自分の家を愛していたいなと思ったんです。
▲使いやすく機能的なキッチン。希望さんは収納棚のグレーの扉と食洗器がとくにお気に入りだそうです。
▲ユニバーサルデザインの電気スイッチは低めの位置に取り付けられています。毎朝、部屋の電気をつけるのは娘さんの日課。
(注)こちらの住居の内装には複数個所に追加オプション工事が施されています。
-ご主人のお気に入りの場所は?
祐樹さん:僕は自分の部屋ですね(笑)。何があるってわけでもないですが、ここで仕事するとなったら、自分が好きな雰囲気で使いやすいようにと思ってつくりました。これまでそいうことはあんまりしたことなかったのでここが一番のお気に入りの場所になりました。
-前の家とくらべて今のくらしに変化はありましたか?
希望さん:夫婦ふたりで一緒にいる時間が増えました。昼間はそれぞれの部屋で仕事しているのですが、お昼になるとでてきて一緒にランチにいったりしています。これまではいつもこどもと一緒なので大人だけの時間ってなかったんですが、もともとよく話す夫婦なので、お互いの仕事のことや子育てのこととかいろんな話をしています。
-マンションに入居してから印象深い出来事や出会いはありましたか
希望さん:まだそれほどほかのご家族とはコミュニケーションとれてないですが、ご近所のみなさんとなごやかな挨拶を交わしています。ほかのご家庭も子育て世帯だったりワンちゃんがいるご家庭など感じのいい方々ばかりなのでマンション全体がとてもフレンドリーで和やかな雰囲気ですよ。
エレベーターの中で近所のお店のこととか、あそこのジムいいですよとか、この前の台風は大丈夫だった?とかちょっとしたおしゃべりをしています。わりとこのまちの変化についての話題が多いですね。
-これからアイランドシティへの移住やマンション購入を検討している方々へひとことお願いします。
希望さん:このまちはまだ完成していなくて、これからいろんな物がつくられていく場所なので、ぜひ日々のまちの変化を楽しんでください。子育て環境は期待しています。
祐樹さん:僕は最初にこのまちに妻の実家から散歩にでてきたとき、島にかかる橋とその周辺のランニングコース周辺の景色をみていいなと感じたのをよく覚えています。
アイランドシティは実際に来たときにすごく魅力を感じられるし、暮らしへの期待も膨らむまちなのでぜひ一度足を運んでみて感じてみてください。
取材後記
家族とアイランドシティで暮らすイメージに導かれて、愛する住まいを手に入れた家族のインタビューをお届けしました。
取材の時もう一つ印象深かったのが、夫の祐樹さんが今の仕事を心から楽しんでいるということです。やりがいのある好きな仕事をしていることが、在宅ワークのメリットをより実感する要因になっていると感じました。
本記事がこれからのはたらき方を見直している人たちの参考にもなれたらうれしいです。
次回は、入居者インタビュー第2弾です!建物の魅力とマンション周辺施設のことなどをお伝えします。
福岡移住計画では、自分らしい暮らしを追求するメンバーによる目線で、住まい・店・企業・地域などを捉え、プロモーションのお手伝いをさせていただいております。お気軽にお問合せください。