長く深く、愛される場に
窪田:当社では今、川崎と上北沢の『LIFORK』の運営をさせていただいています。その現場に入られている幸若さんはどのようなことを感じていますか?
幸若:そうですね。もともと川崎・上北沢の『LIFORK』はNTTの局舎だったので、間違いで来られる方も結構いらっしゃるんです。「電話の手続きをやりたいんだけど」って。そこではご説明をしてお引取りいただくのですが、そういう姿を見ていると、地域にひらかれている場所なんだな、と感じますね。
金子さん:局舎がなくなってもう何年も経つのに、ある意味その地域にどれだけ愛されているんだ、と。そして『LIFORK』もそんなふうに、たくさんのファンに長く愛される存在になっていきたいです。
たとえば『LIFORK』で事業を始めた会社が、将来大企業になったら、その社長に一人部屋とか借りてほしいんですよ。ちょっとひと息つく場として。それで社長が相談できたり、ひとりで落ち着けたりする場所にもなっていけたら……と思いますね。
窪田:他の社長さんともつながりができますしね。
金子さん:ええ。今も仕事を一緒にやっていたりするんですよ、みなさん。先日も会員さんの社長同士が「次の案件どうします?」って話していて。
佐藤さん:いつのまにか、みなさん自然とつながってますよね。
原宿の一等地に“たまり場”現る
窪田:4月には原宿に商業施設『WITH HARAJUKU』がオープンし、その中でも『LIFORK』が始まりますね。これは御社としても、かなり大きいプロジェクトだと思うのですが。
金子さん:過去最高のプロジェクトです。
窪田:原宿の取り組みを通して、どんなことを実現していきたいですか?
金子さん:まず全体として『WITH HARAJUKU』のコンセプトが、「未来を紡ぐ“たまり場”」なんです。そしてそのコンセプトを具体化するために『LIFORK』を入れよう、と。なので『LIFORK』としても、いろいろな人を受け入れる“たまり場”要素を強めたいと考えています。
つまり単体で収益化をはかるよりも、“たまり場”として活性化させて、『LIFORK』ブランドを徹底的に見せていくスペースにしたいんです。たとえば、学生でもやりたいことを実現できるような場所。そして『LIFORK』で学生のときにやりたいことを叶えたひとたちが社会に出て、また出会っていく場所に。
窪田:既存の『LIFORK』とはまた別のイメージが湧いてきましたね。
金子さん:はい。『LIFORK』という名前をつけていますが、原宿にかぎらず、それぞれの拠点で別の事業をやっているという感覚です。それも“LIFE”があるからこそですね。“WORK”だけなら、コワーキングスペースとしてしか動き出さないので。
佐藤さん:もう同じものはできないでしょうね。いまも新たに企画していますが、それぞれまったく違います。
窪田:今回、他のシェアオフィスとの差別化についても伺おうと思っていましたが、そもそもの発想が「シェアオフィスを作る」ではないのですね。
金子さん:差別化というより、すべてがオリジナルです。そこにいる人たちにとって、必要とされるものを作っていかなくてはいけないので。地方の新しい拠点についても、現地に何度も足を運びながら、その場所ならではの『LIFORK』を構想しています。
▲LIFORK秋葉原ⅡはⅠに比べ遊びの要素が多いのも特徴
求ム。「楽しい」が展開できる人
窪田:おもしろいですね。今後私たちも協働で運営させていただくわけですが、何かやってみたいことなどはありますか?
金子さん:たとえばSDAさんの運営する福岡・海辺のシェアオフィス『SALT』を、『LIFORK』会員さんも使えたりすると楽しいですよね。遠方なので実際に行く方は少ないと思うんですが、「行ける」こと自体が、東京で働く人たちの支えになると思うんです。
▲『SALT』のテラス席
窪田:海辺の存在を心のどこかで感じながら働く、というか。最後に、これから『LIFORK』を運営する仲間を募っていくにあたり、どのような方に来てほしいですか?
金子さん:柔軟で、いろいろなことを自分で考えられる方がいいですね。たとえばこちらが「こうしてほしい」と言っても、違う案のほうがいいと思ったら年齢や立場関係なく、「こっちの案のほうがいい」と言える方がいいなと。
窪田:なるほど。現場の視点からはどうでしょう? 幸若さん。
幸若:そうですね。気配りができる方、寛容性がある方がいいなと思います。まず気配りは、人とのコミュニケーションはもちろん、設備のちょっとしたところに気がついたりする力もすごく大事だからです。
そして寛容性は、『LIFORK』には多様な方々が集うから。いろいろな視点からご意見をいただくので、それを柔軟に受け入れられる方がいいですね。
あとは、事務作業など細かいことも楽しめる方。それからどんどん現場がアップデートされていくので、変化についていけるような方が心強いなと。
佐藤さん:変化を楽しめる、くらいの方がいいですよね。
金子さん:そう、楽しめるって大事。たとえば「掃除」も、自分たちでやればすぐ終わるんですよ。でもそこで、会員さんと一緒にやったほうが楽しいんじゃない?と考える。じゃあ「みんなで掃除をして、終わったらカレー食べよう!」って企画にしようよとか。そうやって、どんなことも企画にできるような方は向いていると思います。
佐藤さん:『LIFORK』のコンセプトが「はたらくって、たのしい」なので、スタッフさんにも楽しく働いていただきたいな、と。
金子さん:そうですね。どんなことでも「楽しい」を軸に展開していける方にぜひ来てほしいですし、『LIFORK』を通して周りにそういう方が増えていくと、社会がずっと楽しくなっていくんじゃないかと思います。
取材を通して伝わってきたのは、金子さんと佐藤さんの『LIFORK』にかける大きな思い――すなわち日本社会を、ひいては世界中を「はたらくって、たのしい」の意識で変えてゆくという圧倒的な熱意でした。
小さなこと一つひとつに目を向けて、どうしたらより楽しいか?を考える。それは、自分の人生をもより「楽しく」していく力だと思います。
我こそはというアイデアマンの方、「はたらくって、たのしい」場を作っていきたいと思う方。世界中の働き方を変えていく、という熱い想いに心を動かされた方。
みなさまのご応募を、お待ちしています。
会社名 | (株)スマートデザインアソシエーション |
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募集期間 | 決まり次第終了 |
募集職種 | コミュニティーマネージャー |
採用人数 | 若干名 |
雇用形態 | 業務委託(契約期間の定めなし) |
勤務地 |
・LIFORK秋葉原 (東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX4F) ・LIFORK秋葉原Ⅱ ・LIFORK大手町 ・LIFORK原宿 ・LIFORK川崎 ・LIFORK上北沢 ※勤務拠点の希望をお聞きしたうえで、適正を考慮し決定します。 |
勤務時間 | LIFORK原宿:9:00~18:00(土日祝含む)のうち、シフト制 その他拠点:平日9:00~18:00のうち、シフト制 ※LIFORK上北沢のみ平日16:00~18:00となります。 ※いずれも6時間以上勤務の場合は、うち1時間休憩確保 ※時間外勤務については事前に協議のうえ決定。 |
給与 | 時給1,500円〜 |
福利厚生 | ・社会保険加入有無は勤務日数により調整 ・交通費全額補助(実費精算) |
休日休暇 | シフトにより決定 |
仕事内容 | ・問合せ、内覧対応 ・顧客対応(契約手続、コミュニケーション) ・営業企画 ・イベント企画、開催 ・情報発信 ・拠点管理 ・その他、拠点運営に関する付帯業務一切 |
応募資格 | 「週2日以上(1日4時間以上)勤務可能な方」 ※上北沢勤務のみ希望の場合は1日2時間 |
選考プロセス | STEP-1.当サイトへのお申込み STEP-2.書類選考 STEP-3.面接(1〜2回) ・取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。 ・選考プロセスは変更になる可能性があります。 ・不採用理由についての問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください。 |
備考 | 【求める人物像】 ・柔軟、変化にも柔軟に対応することができ、拠点運営を楽しむことができる。・傾聴する心を持ち合わせ、人とコミュニケーションすることができる。 ・決められた業務に限らず、積極的に企画・提案・プロデュースすることができる。 ・その他、発信力・編集力・文章力・デザイン力などある方優遇。 <LIFORKブランドサイト> |