《成約済》『福岡移住不動産vol.30』【太宰府】「政庁跡」至近に佇む、都市アクセスと自然環境のバランスが取れたエコハウス物件

ロケーション

今回ご紹介する物件は、博多方面より福岡都市高速環状線を南下し、水城より国道3号線に抜けて約7分、西鉄大牟田線「都府桜前」駅からも徒歩約7分と、福岡市内への通勤・通学アクセスも良い場所に位置にします。
国道3号線から御笠川を渡り、目の前に現れるのは国指定特別史跡「大宰府政庁跡」。壮大な草原と奥には緑がきれいな大城山が広がり、空気が一変します。

太宰府といえば、太宰府天満宮が有名ですが、ここ「大宰府政庁跡」は7世紀後半、大和朝廷が那の津の官家(みやけ)をここに移し、奈良・平安時代を通して、九州を治め、西の守り(防衛)、外国との交渉の窓口となる役所(大宰府)でした。
現在は、太宰府市民に親しまれているセントラルパークのような存在であり、毎年春には「桜の名所」として太宰府市内外から多くの人々が訪れます。パワースポットとしても有名のようで、太宰府天満宮と合わせて訪れる人も多いようです。

本物件は、そんな大宰府政庁跡のすぐ脇に位置し、目の前は政庁跡公園の敷地であり、公園の木々がいい景観を作り出しています。国指定特別史跡であるため、今後新たに建物が建てられ、景観を損なうこともないと考えられます。
最寄りの小学校は物件より徒歩約5分・中学校は徒歩約2分の距離、スーパーマーケットも車で約5分の位置にあるため、生活には十分な環境と言えそうです。

自然の法則に従ったシンプルライフ

チェアハウスと名づけられたコチラの住宅の特徴は、人を中心に考えた外観デザインと内部空間が提案されている点にあります。
屋外の自然と一体化する間取りには、解放的でアクティブな生活動線がとれており、さらに自然素材や温熱システムの持つ機能性を有効活用した室内環境は、とても自然で快適な住み心地に満たされています。
シンプルで無駄がなく、ミニマムなデザインを心がけられたチェアハウスは、建築面積を必要最小限に抑えることで、そこで生まれた予算を活用して、シンプルさの中にいくつかの魅力的な空間を設け、身体に負荷をかけない自然素材を存分に使われています。

小さい空間でも、機能的には広く

玄関土間から大きな引戸を開けて室内に入ると、そこにはお隣近所さんとのコミュニケーションの場としても利用できる、大きな木の窓を持ったサンルームスタイルの土間リビングがあります。
大きな窓辺をかねた土間はミニテーブルを置いて食事をしたり、夜にはおしゃれなバーにだって変身する最高の居場所です。窓辺は人の心を外に向けさせ、癒してくれます。
大きな窓から燦々と注ぎ込む自然光を活用して蓄熱土間としても利用できます。昼間のうちに土間に陽光の熱を貯めておいて、夜に放熱させる北欧式です。植物を置いて本格的なボタニカルリビングにすることや、日曜大工の場所にもなります。このように、この土間リビングは多機能に使うことができる空間にすることで、小さな場所でも機能的には広く使えることになり、その結果、小さく造ることができています。

土間テラスの上に設けられた曲線が美しい木製チェア。使っている細い木材は正面のコンセプトウォールにも使われている腐らない木なのでカビが生えることもなく安心です。

ちょうどいい大きさの吹抜けが、小さなエコハウスを広々と感じる空間に変えています。大窓は、昼間は外部から室内が見えない造りのため、プライバシーが確保できます。

床材には独自に開発した産直国産の無垢の杉板が使用されています。

また、壁にはリユースにこだわる日本の素材メーカーの珪藻土が使用されています。

小さな居場所

人はそれぞれ自分らしく振る舞える”小さな居場所”を求めていると考え、出来る限り多くの方がこの“小さな居場所”を発見できるようにと造られたのが、2階のフリースペース。2階からの眺めも美しいので、リビングやワークスペース、書斎など様々な居場所を造っていただくことができます。

生涯の間取り

年齢とともに肉体は衰え、2階へ上がるのは次第に臆病になっていくことを考え、平屋としても使えるように、キッチンや水廻りにプラスして寝室と収納、それに書斎に出来る空間を1階に設けています。生涯にわたって安心して暮らすことができるように考えられています。

サスティナブルな環境活動

自然素材や無理のないシンプルなシステムで必要最小限の空間をつくることで、サスティナブルな環境活動に繋がると考えられて造られている、チェアハウス。環境にやさしいチェアハウスで暮らすことが環境活動にも繋がります。

チェアハウスでは全熱型交換換気扇を標準装備して可能な限り高性能な省エネルギー住宅になっています。(写真はその吹出し口)
自然の風を楽しみつつ、冬は薪ストーブが建物全体を暖めてくれます。

玄関ドアやトリプルガラス採用のテラスドアはスウェーデン製で、高い断熱性能を誇ります。ほとんどすきま風がない家になっていて、真夏でエアコンをつけていない状態でもヒンヤリとした体感が得られるほどです。

薪ストーブはモルソー社の対流式を採用。縦長のモダンなデザインは、視界を遮ることなく、土間リビングにもマッチしています。信頼できる専門業者に施工してもらっていますのでアフターメンテナンスも万全です。

物件概要

所在地 福岡県太宰府市観世音3丁目
価格 4,326万円
土地面積 191.74m²(実測)
建物面積 48.96m²(実測)
延面積 82.27m²
建物構造 木造2階建て
築年月 2018年3月
私道負担
隣道状況 幅員4mの南側道路(公道)に約10m接道
設備 上水道・本下水・プロパンガス
その他 契約・引渡は2018年9月中旬以降

間取り図

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