【コラム】地方創生ブームの流れでぼくらが思うこと、目指すこと。

◯◯移住計画

こんにちは(はじめまして?)。「福岡移住計画」メディアディレクターの窪田と申します。

突然ですが最近、移住系イベント多いなーと思いませんか?
どれもパイの奪い合い要素が強く、飽き飽き、正直もうお腹いっぱいではないですか?

なので、一旦ここで私たちの立ち位置(考え方)をお伝えしておこうと思います。

まず、「◯◯移住計画」(*◯◯には地域名)は「京都移住計画」からスタートしており、私たち「福岡移住計画」は全国で2番目に立ち上がりました。
現在では17地域に広がり、それぞれの運営母体は別々で各地域に合ったカタチで運営をしています。

移住計画は「生きたい場所で生きる旗印へ」をコンセプトに“居・職・住”という3つの切り口で移住したい方のサポートをしています。

福岡の場合としては、
= 居場所づくり = コミュニティの入り口づくり → シェアオフィス運営
= しごと情報収集 = 魅力が伝わるよう編集 → 求人情報として発信
= 物件情報収集 = 魅力が伝わるよう編集 → 物件情報として発信

といった感じでしょうか。
それらのことをまとめてWebサイトで発信しています。
上記以外にもいろいろ派生して、先輩移住者の声や福岡に移住してきたからこそおすすめしたいお店の情報、東京イベントなどを開催しています。

そして今回の記事で一番お伝えしたいことをこれから書きたいと思います。

狩りにいかない

「移住計画」というネーミングから“自治体が運営しているんでしょ” “絶対に移住させる団体なんでしょ” “県外には絶対に出さない、定住させる団体でしょ” と言われることが多々あります。

これ、全然違います。

冒頭にも記載しましたが、私たちは「生きたい場所で生きる旗印へ」をコンセプトにしています。
そのためパイの奪い合い、囲い込みのようなことはしておりません。そして自治体でもありません。

「年間で◯◯名移住させた」
というようなカウントももちろんとっていません。

私たちの理想としては、コンセプトにもあるように、その人個人が好きな場所で好きなように暮らし働ける世の中、好きなように選択できることが重要なのではないかと思うのです。
その舞台の選択肢の一つとして“福岡”を推しています。
私たちはこの福岡に入るための窓口(入り口=きっかけ)になりたいと考えています。

入り口=きっかけとして、福岡の暮らしに関心のある方がいれば、できる範囲内で全力サポートしますし、もし県外に出たいという方がいれば、その選択肢を尊重し、全国にあるコミュニティ(地域の入り口)を紹介しています。

思うこと、目指すこと

なので他の移住施策のように、攻撃的に人を狩りにいくのではなく、ある意味受け身ながらも、福岡の良さを体験をもとにお伝え(自慢)することで惹き寄せるという感じが近いです。
その上で面白い人が福岡に入ってくれば、ただ人口を増やすだけではない面白い化学変化が地域に起こり、後々地域に還元できるものになっていくと考えています。

私たちがお伝え発信することは福岡に入るための入り口(きっかけ)として、とてもいいものだと思ったものを紹介しています。
今年度取り組んでいる『福岡クリエイティブキャンプ』はまさにその事例の一つです。
※(市内の優良企業求人企業が一同に見れ、アプローチができます)

お店の紹介記事もそのお店に行けば、ただ買う食べるという行動だけではなく、福岡の良さを知ってもらえる、コミュニティの入り口になり得るものを紹介しています。

この発信する情報を受け取っていただき、福岡で暮らすということをこれからの選択肢の一つに入れていただければ、その個人の理想に近づくお手伝いができるかもしれない、選択肢が増える世の中になるのではないかと思っています。

そういう視点でこれからも情報発信をしていきますし、私たちが面白いと思う仕掛けをしていきたいと思います。

私たちは福岡が大好きで福岡で暮らし働くという選択をしました。
本気で福岡が最高だと思っているので、壮大な福岡自慢にこれからもお付き合いください。

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