【求人】サンセットグループ「カレント」特別連載第3章 -サーフィン、釣り…好きなことに純粋に向き合いキャリアをつくる。カレント店長が語るこれからのカレント

糸島という地で挑戦を始めて31年目のサンセットグループ。今回はそんなサンセットグループのベーカリーレストラン「カレント」の連載第3章です。
この連載では、同社で働く4名のメンバーとグループ代表 林さんインタビューをお届けしています。

第3章となる今回は、Bakery Restaurant CURRENTの店長でいらっしゃる上西さんにインタビューさせていただきました。サーフィン、釣り…好きなことに純粋に向き合いながら紡いできた自分自身の道。そんな彼がカレント店長として考えるこれからのカレントに必要な人材とは。

Bakery Restaurant CURRENT（カレント）店長　上西洋二さん

―上西さんは2020年に入社されたとのことで、これまでのキャリアを教えてください。
私は東京で生まれ育ち、語学の専門学校を出て、21歳からアメリカに留学しました。父の実家が日本料理屋で海外にも店を出していて、これから飲食業に携わるなら海外経験があった方がいいだろうと考えたからです。カリフォルニアの学校で、料飲の科目も取ったりして勉強しました。
24歳で日本に戻り、縁のあった福岡の博多全日空ホテル（現・ANAクラウンプラザホテル福岡）に就職。３年ほど働くうちに、東京には戻らず福岡に住み続けようと決めました。

―もともと福岡に縁があったのですか？
いえ、就職して初めて来たのですが、アメリカにいるときからサーフィンにかなり傾倒していて、福岡のサーフスポットに惚れ込んでしまったんです。当時、サンセットによく遊びに行っていて、林さんと話していたら「じゃあ、ここで働けばいい」と言ってもらい、27歳から３年間サンセットに勤めました。ホテルマンのときにバーテンダーの勉強やドリンクメイク、ちょっとした調理もしていたので、仕事はスムーズにできました。糸島の海辺にあるカフェはまだサンセットぐらいでしたが、これから糸島はすごいスポットになるという確信がありました。

―でも、30歳で転職されたのですね。
次にやりたいことが頭をもたげまして（笑）。小学生の頃から釣りをしていて、福岡には関東では考えられないような素晴らしいフィールドがいっぱいあって、釣りに関わる仕事をしたいと思ったのです。それで大手釣具メーカーの経営する販売店に転職して、22年ほど勤めました。その会社がどんどん大きくなっていく変革期を経験して、海外のお客様対応を担当したり、会社の経営や組織づくりなどについても学びました。その間もずっとサンセットの林さんやスタッフの人たちと交流が続いていて、2020年１月に再び入社しました。サンセットグループが会社組織になり、経営面をサポートしてほしいと言われたことがきっかけでした。

▲上西さん提供写真

―入社されて、ずっとカレントにいらっしゃるのですか
そうです、サンセットの方が古くからなじみがあったのですが、カレントはお客様の年齢層が広く、レストランにベーカリーもパティシエもいて、すごく可能性のある店だなと感じました。こちらに入ってからは、サービス向上のためにインカムを取り入れたり、スタッフに関わる仕組みを整えたりしています。例えば、有給をしっかり取る、公平な人事評価と給与体系のシステムを構築するなど、会社組織としてのあり方をバージョンアップしているところです。

―カレントのスタッフは何人ぐらいでしょうか？
社員は12人で、ほかにスタッフがたくさんいます。地元の人、県外から転職してきた人、遠くから移住してきた人、独身の人がいれば家族のいる人もいて、バラエティ豊かです。基本的にはみんな何かしら飲食の経験がありますね。

―今回はどんな人に来てほしいですか？
経験がなくて一からやりたい人ももちろん歓迎しますが、飲食に関する経験があり、それをここで生かしてくれる方が望ましいと思っています。外部からより良いエッセンスを取り入れることで、カレントなりの新しいサービスを進化させていきたいからです。

―「カレントはこうあるべき！」と決めつけず、柔軟に変化していくのですね。
私は、基本的に店は変わっていくものだと思っていて、広い視野を持ち、いい方向に変わるならどんどん取り入れていけばいいと考えています。こちらは会社が進む道を示し、あとは細かいことを言うのではなく、スタッフが自ら考え力を発揮して、やりたいと思っていることを花開かせるのが私の役目かなと思っています。

―大人気のカレントで働くこと自体、仕事を誇りに思えそうです。
ありがとうございます。カレントの人気や評判を上げるのも落とすのも、自分たち次第ですよね。もっと上げるためには、やはり味やサービスなどについて常に努力する必要があって、それを続けてきたからこそ今のサンセットグループがあるのではないでしょうか。グループの未来を考えつつ、自分自身がここで何をしたいかというビジョンを持って働いていただけるといいなと思います。

―サンセットグループで働いた方が独立して、近隣でどんどん活躍されています。
みんなものすごく魅力的で、卒業してもファミリーのような感覚で仲良くつながっています。私自身も20代のときに３年間サンセットで働いた経験が原点にあって、その後の自分を助けてくれています。みんな独立しても、そんな思いで働いているのではないでしょうか。
素敵な人材が独立するのはさみしい気もしますが、会社に新しい空気を入れながら進化して、卒業生が来たときに「さらに良くなったね」と思ってもらえるようにしたいですね。

―独立志向のある人を歓迎されるという社風は素晴らしいですね。
飲食業は、独立を目標にしている人が多い印象があります。将来、自分のお店を持ちたいのなら、ここで何を得るか、技術でも人脈でもいいのでしっかり考えて、目標に向けて限られた時間をどう使うか意識することで大きく成長できると思います。そんな姿を後輩に見せてあげることはいい刺激になりますよね。独立志向があってもなくても、私たちはみんなの頑張りを心から応援しています。

サンセットグループを卒業し、独立して活躍する人。様々な経験を経て、もう一度グループに貢献しようと戻る人。様々な繋がりが今のサンセットグループやカレントを作っているのだと感じました。
そんなカレントでは、現在一緒に働く仲間を募集しています。

興味のある方はぜひお問い合わせください！