2021年10月に古賀市インキュベーション施設としてリニューアルオープンした元温泉旅館の快生館。我々SALTが当施設の運営に携わり、あっという間に8ヶ月が経ちました。様々な場所から企業や個人、また地元の方々が集まり、ワーク・貸切・合宿利用や定期的なイベントが開催され、古賀市が謳うクロスオーバーによる多様な人たちの交流がこの場所で生まれ始めています。
2022年3月には2期工事が完了し、新たなオフィス区画や宿泊区画、フリースペースなどが追加されました。5月には温泉や宿泊がスタートし、ワーケーションプログラムの推進などに向けて、また新たに大きな動きを見せ始めています。今回はそんな新しい価値を創造し続けていく快生館という場所で、一緒に働くメンバーを募集しています。
快生館とは?
福岡県古賀市薬王寺の山間部に位置し、1918(大正7)年から続く温泉地にある元温泉旅館。新型コロナウィルスの影響で2020年に休業するも、古賀市の支援を受け2021年10月にインキュベーション施設として生まれ変わりました。
宴会場をコワーキングスペースとして活用したり、客室をスモールオフィスとして改装し月額や一時貸切などでご利用いただいています。現在は月に1回イベントを企画開催しており、ワークショップ、上映会、蚤の市、出店マルシェ、ヨガ、テントサウナなど、地元の方々に楽しんでもらえるコンテンツをたくさん企画しています。また企業や個人の方々にワーケーション利用としてこの場所を活用してもらえるよう、周辺の自然環境も使いながらリーダーシップ研修やチームビルディング合宿、また地域課題解決をテーマにしたイベントの実施などにも今後力を入れていきます。
過去開催したイベントや企業合宿の様子は下記よりご確認ください。
仕事環境や業務内容について
山間部に位置すると言っても、古賀駅から車で15分の立地です。博多方面から電車&車で通勤するスタッフもいれば、古賀・福津・新宮など近隣から通うスタッフもいます。
周辺は水辺公園、興山園、竹林、川などがある自然豊かな環境で、帰り道には蛍や鹿などの野生動物に遭遇することもあります。快生館の前には不老不死の薬泉といわれる伝説のお薬師さまのお水が湧いており、毎回出勤時に汲んで飲むことができます。
快生館の温泉は地下1000メートルより湧出するアルカリ性単純温泉で、pH値が9.6と極めて高く「美肌・美白の湯」といわれています。スタッフは仕事後に天然温泉に浸かることができるのも嬉しいポイントです。
我々のミッションは単にこの場を運営するだけでなく、この場所に多くの人たちを集め、繋いで、新しい価値を創出していくことです。外からきた人たちと、古賀の地域の人たちや風土や歴史と掛け算することで、新しい価値創造につなげていきます。
業務内容としては、まず快生館へ問い合わせや来館してくださる方々の対応。快生館がどういう場所か館内をご案内しながら丁寧に説明します。また認知度をあげるために、SNSを活用した情報発信にも力を入れ、写真や文章をつかってどうこの場所の魅力を伝えていくか試行錯誤しています。月に1回開催しているイベントも運営メンバーで毎月企画しています。どう地域の方々や外からくる人たちをイベントに巻き込んでいくか、また一回きりで終わることのないよう次に繋げることを意識しながらコンテンツ内容をつくっています。快生館は古くから続く元温泉旅館を活用しており、設備の不具合やメンテナンスの対応もあります。その他資料作成や運営管理など、やることは盛りだくさんです。
快生館の仕事環境や業務内容を動画でまとめましたので、ぜひご覧ください。
運営メンバーの紹介
現在快生館では、様々なバックグラウンドを持つ個性豊かなスタッフが働いています。グラフィックデザイナーやイラストレーター、海外経験のあるメンバー、狩猟免許を取得しようとしているメンバーなど。簡単なプロフィールと質問に答えてもらいました。
左から向、宿野部、相良、松永
▼宿野部真央(拠点担当社員)
不動産営業や宿泊施設マネージャーを経て、都会と自然の両方を享受できる暮らしを求め2021年9月に東京から福岡へ移住。趣味は廃墟や珍スポット巡り、音楽・ホラー鑑賞、登山。フィリピンやグァテマラで育ったり、40ヶ国以上旅したり、自転車で日本周遊してたり。狩猟免許取得予定。
▼向康代(コミュニティマネージャー)
フリーランスグラフィックデザイナーだったり男子2人の母だったりします。古賀市隣、福津市在住7年目。めっきり海遊びが遠のいてしまいました。家にサワガニやクサガメがやってきます。本やマンガが好き。
▼松永亜澄(コミュニティマネージャー)
フリーランスで住宅のインテリアコーディネーターをしつつ、現在はイラストレーターに挑戦中。新宮町から通っています。綺麗な景色と美味しいごはんが大好き。
▼相良彩乃(コミュニティマネージャー)
古賀市生まれの元医薬品営業マン。脱サラして世界一周したり北海道や小笠原に移住したりしながら生きるスキルを高め中。縁あって快生館に来ました。生き物や自然の中で遊ぶことが好き。狩猟免許取得予定。鶏捌けます。
Q. 快生館で働く楽しさ、大変さとは?
・オープンして7ヶ月経つが施設のオペレーション、集客、イベント企画などで課題がまだ盛りだくさん。そんな中で日々試行錯誤しながらチームワークで課題を乗り越えていくのが楽しい。(宿野部)
・毎日自然を感じながら仕事ができるし色んな出会いがある(鹿にも会える)。良くも悪くも任せてもらえる仕事の幅が広いので、やる気次第で色々な経験ができます。(相良)
・ウッドデッキでのソロBBQを咎められることもなく、働き方が割と自由です。それぞれの得意分野をもっていて協力しあえる関係性があり、急に現れるタスクも処理できる仲間がいる。(向)
・それぞれの得意を活かそうとしてくれるところ。メンバー皆の能力が高く前向きで、仕事を楽しめるところ。夜の快生館は真っ暗になるので、おばけが怖いです(松永)
Q. どんな人と一緒に働きたい?
・一人一人に任せる裁量が大きいので、アイディアをどんどん出して実行できる力のある人。協調性を持ちチームワークが好きな人(宿野部)
・主体的にコミュニケーションがとれてチームワークができる方(相良)
・柔軟にコミュニケーションをとれる方(向)
・一緒に働いて楽しい方、体力のある方(松永)
Q. これから快生館でやりたいこと
・狩猟免許を取得したら、薬王寺にいる鹿や猪をハントして快生館でジビエ料理を出したい。アーティストインレジデンスをやり、アート溢れる空間にしたい(宿野部)
・『温泉に入れて宿泊のできる新しいワークスペース』的な快生館としてのオリジナリティの確立。目の前を流れる小川を利用してテントサウナ用の水風呂をつくりたい。(相良)
・利用者や会員の方たちが繋がり創造が生まれるワークスペース。自然に囲まれた静かな環境なので文豪の方が来てもらえると嬉しい。カンヅメになって原稿を書いてるのを応援したい(向)
・自然の中に出ていき、体験するようなこと。自然農や、採れた野菜でお料理イベントなど継続的に楽しみたい(松永)
癒される自然環境ですが、日々みんなで頭を悩ませながらアイディアを出し合ってチームワークで仕事をしている環境です。現在女性スタッフばかりなので、力仕事や夜の時間に入れる男性メンバーを歓迎しています!今後快生館をより面白い場所にしていくための仲間をぜひお待ちしています。
募集要項
企業名 | |
募集期間 | 決まり次第終了 |
募集職種 | (1) 拠点ディレクター |
採用人数 | (1) 1名 |
雇用形態 | 業務委託 |
勤務地 | 快生館(福岡県古賀市薬王寺95) |
勤務時間 | (1) 9:00~20:00のうち8時間 |
給与 | (1) 月額25万円〜 |
福利厚生 | 社会保険加入有無は勤務日数により調整、交通費全額補助 |
休日休暇 | シフトにより決定 |
仕事内容 | (1) 拠点ディレクター |
選考プロセス | STEP-1.当サイトへのお申込み |