【求人】デザインを通じて「社会課題」「地域」「暮らし」を考える。デザインで九州を彩る人材募集!

福岡の中心、にぎやかな天神・博多から少し離れた東区・箱崎。福岡の歴史を千年以上も見守り続けてきた筥崎宮の参道はまっすぐに伸びて、やがて博多湾へと至ります。箱崎浜の真砂(まさご)は、古来厄除けや五穀豊穣、家業繁盛にご利益があるとしてお清めに使われ、博多祇園山笠の神事はこの真砂をいただく「お汐井取り」から始まることでも知られています。

その筥崎宮の参道のすぐ脇にオフィスを構えているのが、「TETSUSIN DESIGN(テツシンデザイン)」です。グラフィックデザインやウェブデザインはもちろん、パッケージデザインや空間デザイン、さらにはブランディングやプロジェクトの総合マネジメントに至るまで、幅広い分野で活躍するデザイン事務所です。

現在、業務拡大につきスタッフ募集中ということで、代表の先崎哲進さんにお話をうかがいました。


デザインを通じて歴史を紡ぐ

――本来ならばお仕事のことや会社のことについてうかがうところからスタートするんですが、ちょっといきなり脱線させてください。このオフィスのお話です。

筥崎宮の参道から見て驚いたんですが、レトロ感とモダンなスケルトン構造が調和して、素晴らしい雰囲気ですね

これは、もともと九州大学箱崎キャンパスに建っていた「旧松浜厚生施設(旧学生食堂)」のイメージを受け継ぎ、実際に使われていた建材を活用して建てたものです。

九州大学は、大学病院など一部のエリアを除いて2005年から福岡市西区・糸島市の伊都キャンパスに段階的に移転しました。箱崎キャンパスには、大正~昭和初期に建てられた貴重な近代建築物が数多くありましたが、保存・活用されるごく一部の建物を除いて取り壊しとなりました。

箱崎にとって、九大キャンパスは街の顔であり、象徴でした。何かできないか、と考えて、地域の皆さんと一緒に「九大跡地ファンクラブ」を立ち上げました。その取り組みの一環として、旧松浜厚生施設の外壁のイメージを取り入れながら、2021年の5月に新社屋として竣工しました。解体のスケジュールは決まっていたので、建材の取り外しは大変でしたよ。外観以外にも、屋内の建具や階段の手すり、扉なども生かしています。

古い建物をそのまま移築するのではなく、また別のデザインを加えていくことで、新しい意味が生まれていくと思っています。


コンセプト作りからクライアントと向き合う

――では改めて、現在のお仕事についてお聞かせください。本当に幅広く、さまざまなお仕事を手掛けていらっしゃいますが、割合としてはどんな感じでしょうか。

おおよそ行政関係が三分の一、建築関係が三分の一、ブランディングや商品企画が三分の一でしょうか。最近進めている大きな仕事としては、2024年に佐賀県で開催される「SAGA2024 国スポ・全障スポ(国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会) 」があります。国スポとは、これまで「国体」として親しまれていた「国民体育大会」のことです。法改正にともなって、佐賀大会から名称が変わります。名称変更の周知も含め、総括デザイナーとして携わっています。大会のロゴデザインやパンフレット、ピクトグラムの制作も行いました。会場で流れる映像や、スタジアムの空間デザイン、メダルのデザインなども統括して関わっていく立場です。

――東京オリンピックの開会式でフィーチャーされたことで、ピクトグラムの認知は広がりましたよね。

SAGA2024のピクトグラムは、佐賀県内で活躍する実在のアスリートの写真を基に制作したんですよ。アスリートの皆さんのプロフィールや、競技にかける思いも共に紹介します。

――ピクトグラムは個性をそぎ落として抽象的に作るものだというイメージがあったので、新鮮です。しかし、映像や立体物、空間デザインまでもとなると、本当に仕事の幅は広まりますね。

デザインを通じて、「暮らし』「働き方」「地域」「社会課題」を考えることが、僕たちのコンセプトです。コンセプト作りから、事業構想の企画・提案、そして実際にデザインとしてアウトプットするまで一貫してできるのが、僕たちの強みだと思っています。

自社が出資したプロジェクトも進めていますよ。「リトコス」は、佐賀県唐津市の離島でオーガニックコスメの原料を栽培して商品化を目指すプロジェクト。共同会社の「ふくしごと」では、障害者福祉を通して、多様な働き方をデザインしていくプロジェクトとして施設が持つリソースを社会につなげ、よりよい商品を開発して障害者の仕事に高い付加価値をつけられるようなコンサルティングを行っています。


▲NPO法人との共同プロジェクト「リトコス」


▲共同会社の「株式会社ふくしごと」


▲リブランディングからパッケージまで携わっている石村萬盛堂様のプロジェクト(写真©Koichi Torimura)


▲テツシンデザインが手がけるデザインの事例

自分の働き方もデザインする

――さて、今回の求人です。どんな人を求めていらっしゃいますか。

今回は、まずは即戦力になってくれるデザイナーさんに来てほしいと思っています。国スポもそうですが、他にも大きな案件が動いていますので、デザインの実務を1~2年経験している方がいいですね。アートディレクター経験、プロジェクト管理の経験がある方も歓迎です。アプリケーションとしては、Adobe Photoshop、Adobe Illustratorが使えることですね。映像系やCAD系ソフトの経験がある方もうれしいです。

移住やUターンの方も歓迎ですよ。東京からUターンしてきたスタッフもいますしね。

人柄としては、指示待ちではなく、自分の判断で仕事を進められる人がいいですね。疑問に思うことや判断に迷うことは、遠慮なく聞いてもらえればきちんとお答えします。


勤務形態としては、オフィスへの出勤は特に義務付けていません。今のスタッフも、在宅でのリモート勤務中心です。週1回ZOOMで進捗確認のミーティングをしていますが、それ以外はオフィスに出勤してもしなくても、自分が働きやすい形でOKです。パートタイムや、フリーランスとして協業したいという方もご相談ください。

 

僕自身フリーランスの経験もあるんですが、フリーランスのいいところは「休みも仕事も自分で決められる」ことです。これを会社でも実現したいと思っていますので、休みも自分で決めてもらって構いませんし、新しいプロジェクトをやりたいということであればもちろんバックアップします。

 

事業構想、ブランディング、商品開発から地域に関わる仕事まで多岐に渡りますが、一貫しているのは社会の様々な課題をデザインを通して良くしていくこと。大きなやりがいを感じられる仕事ですので、一緒に楽しく仕事できる方からの応募をお待ちしております。

 

会社名 (株)テツシンデザイン
募集期間 決まり次第終了
募集職種 グラフィックデザイナー・webデザイナー
採用人数 若干名
雇用形態 業務委託
(本人の希望、能力により社員への登用あり)
勤務地 リモート勤務可または箱崎オフィス(福岡県福岡市東区箱崎1-45-25)
勤務時間 9:30〜18:30※フレックスタイム制(育児による時短など、相談に応じます)
給与 経験・能力を考慮のうえ決定
福利厚生
休日休暇 週休二日制・祝日・GW休暇・夏季休暇・冬季休暇
仕事内容 ロゴ・パッケージ・サイン等のグラフィックデザイン全般。webデザイン。
応募資格 デザイン経験のある方
選考プロセス STEP-1.当サイトへのお申込み
STEP-2.作品集送付
STEP-3.面接
備考 育児等で短時間勤務、プロジェクトごとの係りも可能です。

(写真:小金丸和晃)

 

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