福岡まちあるきミートアップ第1回 西新の暮らしとコミュニティ

福岡移住計画のサイトで2021年6月に公開された記事の関連イベントが、2021年6月27日(日)現地参加とオンラインで開催されました。
福岡移住計画が主催するまちあるきイベントは、福岡に関心を寄せる人、今いる地域から別の場所へステージを移そうと考えている人たちを対象に、地域に根付く人と参加者がともにまちをめぐり、情報を共有することで参加者たちのあたらしい一歩へつなげることを目的としています。今回のイベントで現地とオンライン合わせておよそ15名の参加者が集まりました。

会場となったとあるマンションの一室から後半のまちあるきまで、終始スマホによるライブ実況中継も同時に実施。移住先探しにおいてはコロナ禍により人の移動がいちじるしく制限される中、まちの案内人からのリアルタイムの情報提供や、気軽に交わされる会話などこまやかなコミュニケーションが生まれていました。オンラインでは海外から参加した人もいて、現場はさまざまな目線や質問が交差して盛り上がりました。

広々とした天然無垢床のマンションの一室が今回の会場です。フロアには来場者が輪になって腰をおろし、会場とオンライン参加者が順にチェックインしていきました。進行役は自身も5年前に東京から福岡に移住してきた経験をもつ福岡移住計画不動産担当の鎌苅が務めます。ゲストにこのエリアでカフェとスイーツ店を営む川﨑睦美さんをお迎えし、子どもたちの笑い声がひびくカジュアルな雰囲気の中、イベントはゆるやかにはじまりました。前半はエリアに関する話題提供。まちの地図をみながら福岡市西新というまちがどういうまちなのかについて川﨑さんの話にあわせて知っていきます。

参加者たちがイベントに参加した理由はさまざまでした。住まいの購入を考えている子育てファミリー、子どもの頃に住んでいた愛着あるまちの今の姿を見てみたい人、まだ自分が知らないディープな情報を地元の人から聞いてみたい人、東日本からの福岡移住を考えている人、歴史ある商店街のあるまちで暮らしてみたい人などでした。

西新中央商店街近くでカフェを経営するゲスト案内人の川﨑さんに、お店をやりながら感じたまちや人のことについて話を聞きました。2019年からは西新から少し離れた場所に新店舗を構えている川﨑さんですが、人情味のある西新の商店街ちかくでお店をやってたころは子育てもしやすかったと話しました。

まちには多様性もあります。川﨑さんは「西新には若者から高齢者、子育て世帯や単身世帯、県外からの移住者など多様な人たちが住んでいます。”学生のまち”という印象がつよかったので開店当時は学生をターゲットにしていたけれど、はじめてみたら大学職員など大人のお客さんが多かったです。」と幅広い層の人々との出会いがあったと話しました。

■ゲスト/まちの案内人
◎川﨑 睦美さん(NORYNO、26vingtsix経営)
1981年南島原市出身。福岡市内服飾デザイン専門学校へ進学するが19歳から幼少より興味のあった飲食店へ勤め始める。2006年に西新でご主人と共にNORYNOを経営。2019年7月 焼き菓子・喫茶として、26vingtsix立ち上げ現在に至る。

オンラインでは会場を提供してくれたマンションのオーナーも熊本から参加していました。オーナーからの部屋の紹介につづき参加者たちはじっくりと会場内を見学しました。自然素材にこだわった北欧スタイルの広々としたリビングはライフステージにあわせて自由に間取りも変えていけるようデザインされています。参加者たちはそれぞれの頭の中でこの家での生活をイメージしたことでしょう。

会場をでて、参加者一行は西新商店街のある方へくりだしました。オンライン参加メンバーも、スタッフの手元のカメラ目線で一行が進む道の風景を眺めたり、近くにいる現地参加者と会話しながら引き続きまちあるきに参加します。

最初に訪れたのは、ゲストの川﨑さんが経営するカフェNORYNO。2021年6月に移転オープンするためこのときはまだ開店準備中でした。

次は地元住民に人気の酒屋さんにおじゃましました。ワインの品揃えが多いうえ、チーズや地酒など幅広く扱うお店です。以前は立ち飲みもやっていたそうです。


エスポアナカムラ

ゲストの川﨑さんがよく通うお店をひとつひとつめぐっていきます。お店の人たちはみなさん気さくに参加者と会話を交わしていました。人とまちをつないでくれる間の人がいるだけで、まちへの親しみがぐんと増していきます。オンライン参加者たちもガイドを聞きながら実際にその場にいるような感じで参加できていたようです。


▲カフェのほかにスイーツ店も経営する川﨑さんから参加者のみなさんへお菓子の差し入れです。

▲徒歩数分のところに本格自家焙煎コーヒー店がありました。(NIYOL COFFEE)商店街からすこしはなれたところにある隠れ家的カフェです。


▲西新商店街わきの路地にある昔ながらのお菓子やさん「あま太郎」できび団子を購入。1本50円という安さでこどもたちにも大人気だそう。

この日は30分ほどのまちあるきをすると汗ばむようなお天気でした。まち、住まい、人、と少しずつ深堀りしていった今回のイベントは、移住前の現地調査や知らないまちの探訪など、それぞれに個別の目的や興味をもって参加した人たちが、各自の目線や感覚で一緒に楽しめる催しとなりました。

現地とオンラインの同時進行という初めての試みでしたが、気軽に参加できるという点では移住施策と不動産サービスの手前や隙間の部分に入りこむ可能性が感じられるものになり、参加者からは”地域に根付いた商売をしている方が、実際にまちあるきをして紹介するという感じがリアルでよかった。”という感想が寄せられました。イベントでの出会いをきっかけに本格的な移住相談も始まっています。みなさんからの反響も活かしつつ、つづく第2回まちあるきは8月下旬に今宿で開催する予定です!次回、みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。

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