「頼れる仕事のパートナー」をキャッチフレーズに、働きたい人と人材を求める企業を結ぶ、人材サービス企業の株式会社ACR。九州で最初に労働大臣許可の民間職業紹介所を開設して以来、53年という長い年月にわたり“人と企業の架け橋”として歩み続けています。
私たち福岡移住計画はこのたびACRと連携を結び、移住者に向けて、これまで以上に地域に密着した求人情報を提供していく予定です。
そこで、同社がどのような会社でどんなことに期待ができるのか。また、福岡の地場企業で働く上でのアドバイスなど、人材コンサル事業部・主任の八尋裕介さんにたっぷりとお話を伺いました。
ーー福岡移住計画との連携について、期待することをお聞かせください。
「福岡移住計画」のWebサイトを拝見すると、住まいや仕事、移住者の声など、福岡で暮らす上で必要な情報が幅広く網羅されていることに感心しました。
私たちが県外にお住まいの方から転職相談を受ける際、福岡の情報を一から説明することが多々あるんです。そんな時に言葉だけではなかなか伝わりにくい部分があるので、ビジュアルからも伝えられる「福岡移住計画」と連携することはメリットが大きいのではと期待しています。
ーー地場に根付いて53年ということですが、最近は福岡に注目が集まっていることもあり、競合する会社もどんどん出てきていると思います。そんな中で強みとしていることは何でしょう?
自信を持っていえるのは段違いのネットワークを有していることです。福岡で半世紀以上の実績を誇る弊社だからこそ提供できる、地場企業の圧倒的な情報力が誇りです。業種も技術職からサービス業まで幅広く対応しています。
実は、求人情報の8割以上が非公開情報なんですよ。インターネットで検索しても出てこない、現在は求人がなくてもマッチする人材がいれば面接する…という求人案件も多いんです。そのように、表に出てこない情報を多数持っていることも強みです。
ーー自分の力では巡り会えない企業との出会いがありそうですね。
そうなんです。中には弊社にしか依頼しない、という企業もいらっしゃるんですよ。先日は、20年ぶりに依頼していただいた企業もいらっしゃいました。
その理由は、弊社が福岡の地場企業の特徴や実情を充分に把握し、厚い信頼関係を築いているからだと思います。
マッチングから給与交渉まで。きめ細やかなサポート
ーー御社の転職支援サービスはどういう流れで進んでいくのでしょうか?
大まかな流れを言いますと、本記事末のフォームからエントリーをしていただき、専属の転職コンサルタントが面談を行った後に求職者の希望条件や適性に合った求人情報を紹介します。
気になる求人が見つかれば書類提出へと進みますが、その際、履歴書や職務経歴書の書き方をアドバイスすることもできます。
書類審査を通過すれば、企業との面接へ。その前には面接対策を行い、必要であれば面接官の質問を想定した疑似面接もできます。
そこまで多くはありませんが、企業側がOKであれば面接同席をすることもあります。面接終了後、我々コンサルタントが企業側にご本人の印象を確認し、限られた面接時間内で伝えきれない追加の求職者情報を企業側に共有しています。
これらの転職支援サービスは、すべて無料でご利用いただけます。
ーーとても手厚いバックアップですね!無事に内定が出たらサポートは終了ですか?
いえいえ、実はここから私たちの本領発揮なんです。求職者の希望通りに給与が提示されれば良いのですが、そうでない場合…例えば希望年収450万円に対し、企業側から400万円の提示があったとします。そんな場合にはコンサルタントが間に入り、なぜ400万円なのか企業側に理由を伺います。逆になぜ求職者は450万円を希望しているのかを伝えて、交渉していくのです。
そうやって最終的に折り合いを付けていくことが、私たちの役割で一番重要ではないかと思っています。
ーー移住者にとってメリットとなるサポート体制はありますか?
土地の特性やおすすめの居住エリアなど、仕事以外に福岡で暮らす上で必要な情報を提供することもできます。特に関東圏から移住される方は通勤時間を気にされることが多いので、条件に合う地域をアドバイスすることが多いですね。
もし、何らかの事情で退職や引越しの日程が遅れるなどのトラブルがあれば、入社日の調整をお手伝いすることも可能です。
理想的なライフワークバランスを実現してほしい
ーー福岡で働くメリットとは、何だと思われますか?
地場企業に限って言いますと、そんなに組織が大きくないところが多いので、上司との距離を近く感じられることでしょうか。福岡は飲みに行く文化が根強いので、そういった機会でいろいろと話しやすいのかもしれません。
福岡は歴史の長い会社が多く存在しつつも、新たなベンチャー企業(特にIT系企業)もどんどん出てきています。伝統的なことにも、新しいことにも、どちらにも挑戦できるという選択肢の幅がある地域だと思います。
ーー福岡で働く上で、気をつけることや心がけておいた方がいいことはありますか?
関東圏から福岡に転職される場合、年収ギャップを感じられることが多いです。東京の年収と福岡のそれを比べると、2~3割は減ると考えてもらった方がいいですね。そこは承知の上で、福岡への転職を考えていただけたら幸いです。
ただしその分、福岡の家賃は東京に比べると安いし、通勤にかかる時間やコストも少ないんです。年収だけでなく、ライフワークバランスも考慮してもらえたら良いのかなと思います。
ーーほかに、福岡に転職する上でのアドバイスはありますか?
福岡の地場企業では、一つの職種に限らず幅広いスキルが求められることが多々あります。例えば、管理系の職種で言うと、「総務」と言っても、総務業務のみのお仕事ではなく、総務業務と経理業務がセットになっていたりします。そういうことでミスマッチが起こることがあるので、気をつけていただきたいですね。そうならないためにも、私たちプロによるカウンセリングを受けて頂き、ご経験・スキルを客観的に分析する事で、早期退職等のミスマッチを事前に防げると思います。
地場に根差して半世紀、長年の実績と圧倒的な情報量は、福岡で新たな活躍の場を求める人材にプラスをもたらしてくれるはず。あなたにぴったりの企業を、ACRで見つけませんか?