【おかげさまで5周年】感性を大切に、失敗もしながら社会をつくっていく。『SALT』のこと。(1/3)

※『SALT』5周年に合わせ、これからの『SALT』について連載にてお送りいたします。

“言葉”は物事を伝えるには便利でわかりやすい手段であるものの、時として受け取り方によっては違った意味合いを持たせたり、発信する側も“言葉”だけでは伝えきれていない場合がある。

この記事を書いて発信する側の私も、今まさにそんな状態です。

先に大切なお知らせをさせていただくと、2015年4月、福岡市西区今宿にオープンした海辺のシェアオフィス『SALT』は、この4月で5周年をむかえることとなります。これもひとえにオフィスをご利用いただいている皆さまや地元の皆さま、そして外からも関わっていただいている皆さまのおかげでございます。本当にありがとうございます。

そんな『SALT』はこれまで、ビルの2階・3階・5階を『SALT』として運営してきましたが、図らずもこの5周年というタイミングに、ビルの1階〜5階までを『SALT』として運営していくこととなりましたのでお知らせいたします。つまり1階と4階も新たに『SALT』に加わることになります。

オープン当時、わずか3組でスタートしたシェアオフィスも現在では60組ほどの方々にご利用いただき、ワーク利用のみならず企業合宿の場であったり、地元のイベントや交流の場としてご利用いただいたりと、2015年当時は売りに出されていたほどのビルが、現在のビルオーナーであるワイズプランニングさんに渡り、当社がシェアオフィスにすることをご支援いただいてから、人が集う場に変化してきました。

▲2015年のオープン当時(3階のみ運営時)


▲イベントの様子

この『SALT』は何なのか

シェアオフィスという言葉からは「働く場所」として認知される方が多いかと思いますが、『SALT』には入居者同士の新たな仕事のやりとりはもちろん、2階にある本格キッチンを利用して、入居者が得意料理を振舞ったり、地域の焙煎所と連携したコーヒーの提供や映画の上映、夏場には目の前の海に出てSUPしたりと、仕事とプライベートの境目を感じないそんな時間が流れています。


『SALT』とは何なのか・・・、やはり一言ではおさまらないのですが、“今は”この言葉がイメージしやすいかもしれません。

「Follow your heart.」

スティーブジョブズがスピーチで何度か話した言葉として有名なこのフレーズは、「あなたの心に従いなさい」という意味。日本では「自分を信じて」というニュアンスで使われることがあるそう。

周辺にいるだれかを応援する際に使われる言葉でもありますが、この言葉は自分自身に置き換えることもできます。
今の『SALT』はまさにこれに近く、入居者がそれぞれの感性を大切にしながら過ごすことで『SALT』ならではの空間がつくられています。

それぞれが自身の中にある感性に従い、良いと思ったものをつくり、失敗し、また繰り返す。それがなんだか人間味があって心地よく、これからのAI時代にはつくりだせない、理論や数字の論理では表現できない唯一の世界観。それが『SALT』にはあります。

そんな世界観をさらに広く深く体感していただくべく、現在『SALT』各階のコンテンツを新たにつくりはじめています。大人も子どもも混じり合いながら学べる場であったり、地域の食材をつかったシェアキッチンであったり、キーワードを挙げればキリが無いのですが、今後、社会に良いと思うもの・必要なものを『SALT』に関わっていただいている人と一緒に、そしてその人の感性を大事にしながら生み出していければと思っています。

トヨタ自動車の公式サイトには豊田社長の言葉としてこんなことも書かれています。

自動化が進めば進むほど、それを扱う「人間」の力が試されると思います。人が進歩しない限り機械の進歩はなく、機械に負けない技能、センサーを超える感覚を持った人を育てるというのがトヨタの基本です。
また、仲間づくりをするのにも「人間」の力が必要です。仲間づくり、すなわちアライアンスは資本の論理や数の論理でつながることではありません。「志」「共感」「信頼」で結ばれた人間同士がつながることが、ともに未来を作るために必要なことだと考えます。
トヨタ公式サイト より一部抜粋)

個の時代、多様化社会等々さまざま叫ばれる世の中、大切なのは根底にある「人」の素直な感性なのかなと思いはじめています。
きっとそこには正解というものもなく、何度も失敗を繰り返し、人が人らしく生きていくことが未来の社会をつくっていくのかもしれません。

以降の連載では、『SALT』の各階でより良い社会をつくっていくために、具体的にどういったことに取り組んでいくのかお伝えしていきたいと思います。

冒頭でもお伝えしたように『SALT』は言葉だけでは伝えきれないものも多く、ぜひ一度体感しにいらしていただければと思います。見学も受け付けておりますので、以下の『SALT』Webサイトよりお問い合わせください。(画像クリックでページに飛びます)


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