【Mekurutoな人vol.6】ここで出会う多様な考え方を、僧侶の仕事にも活かしてゆく。

個性を個性のまま活かせる場所

――ディレクターとして『Mekuruto』に入られて3ヵ月、印象的なことはありますか?

もちろんイベントも印象的なのですが、日常的には、ああいう風景ですね(取材時、お子さん連れのるーこさんが別の入居者さんと会話しているのを眺めながら)。パソコンで作業したり、電話会議をしたりしている隣で、お子さんが歩いたりしつつ、さらにはハンモックで寝ているひとがいたりとか。

――心地いいですよね。なんだか、それぞれ自由に生活できる大きなリビングのようで……。

そうですね。ひとも、置いてあるものも、一部ずつを見ると個性的なんですが、それが全部組み合わさって、ひとつの風景になっているところがいいなあと。個性が個性のままであってよい場所、みたいな感じですね。

――ちなみに今回の記事を見て、初めて『Mekuruto』行ってみようかなという方がいたら、なんて声をかけますか?

正直、最初はちょっと入りづらいと思うんですよ。『Mekuruto』はビルの2階ですし(笑)。来たとたんに誰かがものすごくフレンドリーに話しかけてくる! というわけではないので。でも、何度か足を運ぶうちに、じんわりと温かくなってくる。真冬に置く石油ストーブみたいな感じで。だから、何度も来てくださいって言いますかね。
むしろ人見知りのひとにこそ来てほしいなとも思います。ひとりでいても気を使わないし、それでいてちょっと話したいなと思ったときには話せる場所なので。

▲Mekurutoの入るビル *2FがMekuruto

街に、たくさんの居場所を

――今後『Mekuruto』ディレクターとしてやっていきたいこと、また個人の活動としてやっていきたいことなどをお聞かせください。

『Mekuruto』では、今やっている『仏滅坊主BAR』も続けつつ、他の方が「何かやりたい」ときにお手伝いできるような存在になっていけたらなと思います。
たとえば、「参加者それぞれが自分の趣味を熱く語る会」なども楽しいと思うんですよ。マニアックな話でも、好きなことについて話すときってみなさん生き生きとしているので、見てるひとも楽しい。そんなふうに、それぞれがそれぞれに、自分の話したいことを話せるような場を作っていけたらと思います。

――なるほど、『仏滅坊主BAR』で“敷居を低くしたい“とおっしゃっていた話ともつながりますね。また、佐々木さんご自身の活動についてはどうでしょうか?

『Mekuruto』で得たものを、僧侶としての活動にも還元していきたいですね。たとえば今は動画制作の仕事もしているので、「お寺と動画」ではどんなことができるだろう、と考えてみたりしています。
また『Mekuruto』とお寺の連携も進めていきたいなと。たとえばお寺にもWi-Fiを準備して、『Mekuruto』の会員になったらうちのお寺も仕事場として使いたい放題とか、そういうボーダレスな環境が準備できたらおもしろいなと思うんです。この前も、『Mekuruto』ディレクターのミーティングをうちの寺でやったんですよ。

――お寺でもコワーキング。おもしろいですね!

そうやって街の中に拠点が増えると、すごく心地いいというか、住みやすくなると思っていて。自分も今まさに少しずつ活動の拠点が増えて、「居場所がいっぱいあるのはいいなあ」と思っているところなんです。久留米に住むひとにも、初めて訪れるひとにも、たくさん居場所のある街になったらいいなと思いますし、そういう拠点のひとつに、『Mekuruto』やお寺がなっていけたら嬉しいですね。

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