【F-LIFE SHIFT story vol.16】東京のクリエイターがヨット旅の生活の果てに選んだ糸島暮らし。

「F-LIFE SHIFT story」は福岡に移住してきて暮らしや働き方、考え方などをシフトした人たち(先輩移住者)のストーリーを追った特集です。福岡に来て何が変わったのか、これから福岡で暮らしていきたい・変えていきたいという人たちの参考になればと思います。

私たち福岡移住計画が糸島市で運営している『ライズアップケヤ』に長期滞在しながら、中古戸建てをセルフリノベーションした夫婦…それが、今回お話をうかがった紺野さんです。
移住前は東京のデジタルマーケティング会社で、広告デザインの仕事をしていた紺野さん。移住までのお話をうかがうと、3年間のヨット生活や車中泊の旅など驚きのエピソードが出てきました。
旅の果てに選んだ糸島での暮らしや今後の目標について、語っていただきました。

ー今回は『ライズアップケヤ』をご利用いただきありがとうございます。糸島でも端の方に位置するこの場所をご利用いただきましたが、元々福岡にゆかりがあったのでしょうか?

こちらこそありがとうございます。出身については福島県いわき市です。18歳で上京してからは東京や湘南で暮らしていました。妻は東京出身なので、二人とも今まで、福岡どころか九州とは縁もゆかりもなかったんです。

ーそうだったんですね。福岡移住の直前まで、東京にお住まいだったのでしょうか?

それが、ちょっと違っていまして。実は福岡移住の前に3年間ヨット生活をしていたんです。会社勤めを辞め、家も引き払って、中古で買ったヨットに住みながら航海していました。ミニキッチンにトイレ、ベッドルームもあるので意外と快適ですよ。それで、2年間日本の周りを航海しながら練習し、3年目に太平洋を横断。小名浜を出て50日かけてサンフランシスコまで行きました。そこから半年くらい、アメリカやハワイに滞在していました。

ー3年もヨット生活とは…驚きです。なぜまたヨット生活だったのでしょうか?

元々バックパッカーであちこち旅していたのですが、ある時ふと自分の旅が「実は全然自由じゃないな」と思えてしまって。バックパッカーって自由に旅しているようで、結局はみんな似た宿に泊ってお決まりの観光地に行って…と、ルートが決まっているような気がしたんですよね。そんなことを思いながらカリブ海を旅しているとき、島々を巡りながらヨットクルーズしている老夫婦が目に留まったんです。それを見たのがきっかけですね。道のない海の旅が、本当の自由に思えたんです。それで日本に戻ってヨットの免許を取り、中古のヨットを買いました。

ーそれで実際に免許を取ってヨットを買ってと、行動に移してしまうのが素晴らしい…!ヨット生活後、福岡移住までの道のりはどのようなものだったのでしょうか?

ヨットでの航海を終えた後、今度は車中泊をしながら移住先を探す旅にでました。東京を出発した後、山梨や岐阜を経て日本海側を西へ西へと走って。最後、福岡県糸島市に来たのが2018年12月でしたね。
海が好きなので「移住先は海の見える場所」と決めていて。瀬戸内海近郊や大分県も魅力的だったんですが、あの辺りの海は波がなくって。僕はサーフィンもするので諦めました。糸島は海に囲まれてサーフィンもできるし、博多や天神にも程良く近く、通勤圏内である点も気に入り、旅を終えて物件を探し始めました。
そしてたまたまネットで探して理想通り海の見える場所に中古の戸建てが見つかり、DIYでのセルフリノベーションを経て、つい最近本格的に暮らしをスタートさせたところです。

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中古住宅をセルフリノベーション

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