【しごと】配属先は「もちつき課」? まちを再生する“ビンテージ不動産”の新たな伝道師を募集!

今回のお話を伺う舞台となった、福岡市中央区にある『清川ロータリープレイス』は、現在リノベーションの真っ最中。昭和に建てられた古いビルに新たな命が吹き込まれ、生まれ変わろうとしています。何かを「つくりだす」ことに興味のある人であれば、間違いなく想像力を刺激される場所です。

この空間をオーナーや入居者とともに創り上げているのが、(株)スペースRデザイン。古い建物ならではの物語を掘り起こし、ただ古いだけではない、建物やその土地・まち自体が持つポテンシャルを最大限に生かす不動産の再生事業を手がけています。

福岡にリノベーション文化を根付かせた草分け的会社で、『冷泉荘』『山王マンション』『新高砂マンション』…同社が再生に乗り出し、実際にまちづくりの基点となっている物件は挙げればきりがありません。ビル自体の魅力もさることながら、入居者間、そしてまち全体との緊密なコミュニティをつくる仕掛けがそこにはあります。

同社は一昨年も当サイトで募集をしましたが、今回は別の部署で新たな仲間を募っているとのこと。募集職種は「広報戦略ディレクター」。さっそく現在の広報担当、梶原あきさんにお話を伺ってきました。

荒野のような職場で「情報発信」業務を開拓

−まずは、おめでとうございます!ご結婚が決まられたそうですね。

梶原さん:ありがとうございます(照)。それで広島に引っ越すことになりまして、後を任せる方を募集させていただくことになりました。当社では、大きく言えば手がけた不動産の管理や、部屋のリノベーション等を手がけつつ、入居者さん同士の環境やコミュニティを育てていくことが仕事です。私は広報・学術担当として、皆さんにわかりやすく情報を届けることを心がけています。どんな入居を検討されている方など、募集内容やどんなビルなのかといったことを主にウェブを使って発信しています。

−名刺には所属に「もちつき課」と書かれていますが…。

梶原さん:年の初めに、私どもが管理をさせていただいているオフィスビルでもちつきをするんです。オフィスビルの場合、なかなか入居者間の交流会などを開こうとしても予定が合わなかったりするのですが、お餅ならお昼休みなどに食べに来ていただけますし、皆さんが顔を会わせる場にもなります。そこから交流が生まれやすいです。新人は必ずもちつき課に配属されるんですが、そこで事業の本質や入居者さん・利用者さんと管理者との距離感、付き合い方などを肌で感じることができます。

−楽しそうですね。それでいてコミュニティ創出にもつながっていますね。そもそも梶原さんが入社されたきっかけはなんだったのでしょうか?

梶原さん:私は建築学科だったのですが、研究内容が農村や住宅地の変遷を追うといったもので、さまざまなところでお話を聞かせていただいていました。研究が生かせる場所について大学の先生に相談したところ、こちらを紹介されたんです。
当時、特に採用はやっていなかったのですが「やりたいようなら入っていいよ」、と代表の吉原が言ってくれて。ただ業務内容の枠はなく、自分で探してと放り出されましたね。唯一決まっていたのが「もちつき課」への配属。まあ、餅をつくんだろうなと(笑)。

−社員の得意分野を活かしていくことが一番大切な教育方針だと伺いました。

梶原さん:すごく自由にさせてもらいました。枠がない状態で入ったので「自分がこの会社で何ができるか」をすごく考えましたね。
「人の話をきくことが好きだ」ということに改めて気づき、それまで情報発信を専門で行っている人が社内にいませんでしたので、そこをやろうと決めたのが、入社から1年ほど経った頃のことでした。
正直、大手の会社さんのようにしっかりした研修制度などはありません。荒野のようなところですから、私も手探りでやってきました。

「伝えること」を大切に思える人に

−客観的に見て、スペースRデザインはどんな会社でしょうか。

梶原さん:自分次第でさまざまなことを実現できる可能性を持っている会社です。自分で考える力、生きる力がつきます。人が動くときに欠かせない「場」をつくっていますので、いろいろな業種の人と関われますし、いろいろな世界を見ることができます。

梶原さん:また、社長をはじめ全員とてもマイペースです。集中したら挨拶をしても返ってこなかったり(笑)。でも基本的に皆さん人の話をよく聞いてくれますし、一人ひとりを尊重している感じですね。
プロジェクトによって波もあるので、セルフマネジメントが大切です。だからこそ、社長は自転車、工事担当の男性はヒップホップ、不動産担当の女性はパン屋巡り、休日も不動産サイトをずっと見るという、趣味「不動産」な人など、プライベートを大事にしています。社長は社員に「遊べ」という人ですから、休みも取りやすいです。
働く場所は天神パークビルが基本ですが、ここ(清川ロータリープレイス)も重要なプロジェクトなので、スタッフが交替で滞在するようにしています。
現場に出るスタッフも多いので週に1回、月曜日の午前中に全員参加の定例ミーティングをしています。進捗の報告や共有事項を出し合い、検討事項があれば話し合います。

−どんな方に来てもらいたいですか?

梶原さん:古い建物をその想いごと大事にでき、人の話に耳を傾け、どう伝えるかを考えられる人に来ていただきたいです。私はたまたま文章を書くことが好きだったので、広報としてそこに力を入れてきましたが、必ずしも文章である必要はないと思っています。想いが伝われば、写真でも絵でも、文章は誰かに頼んでもいいと思います。ただ、伝えることを大切に思ってくれて、会社の想いに共感してくれる人でなければ続かないと思います。

−応募を検討している人へメッセージをお願いします。

梶原さん:先ほども言いましたが、いろいろと整っていない荒野のようなところですから、そこを面白がれ、くらいつく根性は必要です。大変なことは多いですが、教科書には載っていない、さまざまなことを経験できますし、働きつつ次へのステップに上がることもできます。私は建物を運営してみたいとこの会社に入って初めて思いましたし、福岡とつながりつつ、広島で機会があればやろうと思っています。
つねに新しいものが入ってくる場所ですから、積極的に情報をとろうとすればいくらでも取れます。諦めていた夢を、実現できる可能性が戻ってくるかもしれない。新しい未来へのドアが、ここで開かれるかもしれませんよ。

会社名 株式会社スペースRデザイン
募集期間 決まり次第終了
募集職種 広報戦略ディレクター
採用人数 若干名
雇用形態 契約社員または正社員(試用期間3ヶ月あり)
勤務地 福岡県福岡市中央区大名2-8-18 天神パークビル
勤務時間 9:00〜18:00
給与 経験・能力を考慮の上決定
福利厚生 ・昇給年1回
・交通費支給(上限3万円)
・社会保険
・健康診断年1回
・各種手当(技能手当、特別手当)
休日休暇 日曜日、祝日、土曜日(交代制)、夏季、年末年始、有給休暇
仕事内容 広報・ブランディング企画の策定と推進、プレスリリース、メディア対応、各種調査・研究、イベント運営
応募資格 高いコミュニケーション能力、Illustrator、普通自動車免許(AT限定可)
選考プロセス STEP-1.本サイトへお申込み
STEP-2.書類選考
STEP-3.1次面接
備考 《求める人物像》
・リーダーシップがあり責任感がある方
・既成概念にとらわれず探究できる方
・福岡のまちづくりに興味がある方
・古い建物が好きな方

《歓迎するスキル》
・広報・ブランディングの実務経験歓迎
・文章能力

"求人情報"の関連記事

keyboard_arrow_up