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「福岡クリエイティブキャンプ2017」が始動!今年のテーマは“愛”担当者が語るこれまでとこれから。

2017.6.9  

2014年度に福岡市がスタートした「福岡クリエイティブキャンプ(以下FCC)。主に首都圏で働くIT・デジタル系のクリエイティブ人材を対象に、福岡市内企業へのU・Iターン転職をサポートするプロジェクトです。4年目となる今年度は、福岡移住計画がPRを担当します。そこで福岡市と福岡移住計画の担当者が集まり、これまでの道のりを振り返りつつ、今後にかける熱い想いを語り合いました。
#参加者
福岡市企業誘致課:山下さん、内田さん
福岡移住計画:須賀、窪田、万野、板村

福岡の注目度がアップ!外国籍の方やIターンが増加

−FCCは、福岡市の中でどのような位置づけでしょうか?

山下さん:「私たちは福岡市役所で企業誘致を担当しています。福岡へ立地される企業様のサポートが主な仕事で、その一環としてFCCに取り組んでいます。最近は多くの都市がU・Iターン支援に取り組んでいますが、福岡市はクリエイティブ人材に特化しているのが特徴。市としてITやデジタルコンテンツなどのクリエイティブ産業の集積に力を入れているため、その産業に資する人材にフォーカスしているのです」

−なるほど。これまでの実績はいかがでしょう?

内田さん:「2013年度にFCCの前身となるイベントを東京で開催しました。福岡のクリエイティブ企業と福岡で働くことに興味のある方が集まるイベントで、予想以上に多くの方に参加いただき、潜在的な熱があると感じました。そこで、翌年から本格的に移住転職支援のFCCを始めました。仕事のマッチング部分は転職支援のプロである『マイナビ』さんにお願いしています。マイナビさんは全国のU・Iターン事業も手がけられていますが、福岡は全国的にも注目度が高く、成功例が多いそうです。
この3年間で実際に福岡に移住された方は60名ほど、8割は関東から移住された方です。男女比は男性8:女性2で、20代後半から30代前半が多い。また,FCCに登録いただいている企業は60~70社にのぼります」


※福岡市/内田さん

山下さん:「最近の特徴として、Iターンの方が増えています。当初はUターンがメインと予想していたのですが、徐々にIターンの方が増え、昨年は半数以上がIターンの方だったのには私達も驚きました。これまで福岡にご縁がなかった方にも注目いただいているのはありがたいです。また、外国籍の方が移住されているのも福岡の強みです。中国や韓国、台湾など東アジアの方が多く、母国との地理的かつ心理的な近さが背景にあるとみています」

内田さん:「登録された方や企業から“FCCのことをもっと早く知りたかった!”という声を多くいただきます。今年度福岡市としては、福岡移住計画さんやマイナビさんなどと連携して、情報発信にさらに力を入れていきたいと考えています」

−今年度PR部分を担当するにあたって、どのような仕掛けを考えていますか?

須賀:「我々は福岡移住計画として東京でイベントを開催していますが、福岡への注目度は年々高まり、仕事さえあれば3年以内に移住希望という方も多くいらっしゃいます。今年度、東京のイベントで少しでも福岡に興味を持っていただいた方に、実際に福岡に来てもらい、福岡で暮らし働くことはどういうことか体感できる機会を提供します。移住は大きな決断なので、早めに体感してもらうことでよりスムーズに物事を進められると考えています」

窪田:「今年度は『恋する×働く~見つける私らしい福岡暮らし~』をテーマに展開する予定です。ちょっとキャッチーな印象ですが、福岡の方は皆さん福岡が大好きで、ある調査によると、福岡在住者の生活満足度は95%以上という圧倒的な数字も。ですから、福岡のどの部分に惚れ込んでいるのか、企業や暮らしの魅力を深く掘り下げて、相手(福岡市のことも企業のことも)深く知り合えるように情報をお届けしていきます。相手のことを知り合い好きになってもらいマッチングできればと思っています」

仕事も暮らしも妥協せずに楽しめて、皆で高め合える

−ちなみに皆さんは、福岡のどこに惚れていますか?

山下さん:「Uターン組の私には、街のコンパクトさが一番の魅力。いろいろなものが集約された機能的な街で、職場と自宅などが近いため時間が有効に使えます。人と人の距離感も近くて、初めて福岡に来る人にとっても、ネットワークを作りやすいと思います」


※福岡市/山下さん

窪田:「そうなんです、過去の移住者インタビューでもありましたが、県外から来たばかりの方に普通なら“福岡に慣れましたか?”と聞かれるところを“福岡どうですか?”と、まるで「福岡の良いところを述べよ」と言われてる感じがするという話がありました。このエピソードからもわかるように皆さん地元愛が強くて、新しく外から入って来た身でもすごく居心地がいいんです」

内田さん:「休日の過ごし方の選択肢も多いですよ。買物スポットから美術館や水族館といった娯楽施設、神社仏閣まで多彩なスポットがあり、車を少し走らせれば海や山など豊かな自然に出会える。九州圏に足を延ばせば温泉も楽しめる。幅広いリフレッシュ法があるのがいいなと感じています」

万野:「福岡はストレスがほどよい。過度にストレスがかかると成長が鈍ったりトラブルが起こったりして、反対にストレスが少なすぎるとモチベーションが下がる。福岡にはほどよく人がいて、ほどよい企業や産業があり、その中でほどよい刺激が生まれるから成長できているのかなと思います」


※板村(左)、万野(右)

板村:「私は、あきらめなくていいところが好きですね。関東圏では仕事と暮らしのどちらかを妥協している人が多いように感じるけれど、福岡ならどちらもあきらめず、いいとこどりができる。だから皆が前向きだし、良い街にしていこうというエネルギーを感じます」

須賀:「そうそう、いろんな地域を検討した中で、僕が5年前に福岡に移住してきたのは、街の人たちがすごく幸せそうだったから。福岡は幸福度が高いと実感しています。子育て環境も抜群で、いろんな体験をさせてあげられるし、福岡を好きな大人とたくさん触れ合うことで、地元に愛着のある次世代が増えていく。そうやって、皆で街を育てていく福岡が大好きです」

−福岡愛の話になると、皆さん熱が上がりますね(笑)。では、クリエイターが福岡市で暮らし働くメリットは?

内田さん:「通勤時間が短い分、東京では通勤に充てていた時間を、リフレッシュや勉強などに有効に使うことができます。それに、福岡のクリエイティブ業界はコミュニティ活動が非常に活発なので、そこで新たな出会いや刺激を得て活動を広げやすいようです」

万野:「そうなんです、福岡のこの業界はつながりが強くて仲がいい。ライバル意識や競合という感覚ではなくて、お互いの強みを知った上で一緒にやろう、できないことは皆で補っていこうという風土がある。もしわからないことがあれば、ウェブで検索するんじゃなくて、誰かにすぐ聞けるのもいいんですよ」

板村:「東京はクリエイターやエンジニアとお客さんとの距離が遠いけれど、福岡では例えばウェブサイトを作ったら、お客さんのビジネスを発展させるところまで深く寄り添える。地域の企業やお店などと密接に仕事をしていくと、街の成長に自分も関わっていると強く実感できる。東京でナショナルクライアントと仕事するのもいいけれど、より確かな手応えがほしい人には絶好の環境です」

須賀:「同感です。僕は東京で仕事をしていたとき、自分の仕事がどう役立っているかつかみづらかった。東京は人も企業も多いので、自分が埋もれてしまう。福岡に移住してきてからは、自分たちの作ったものが福岡のピースにハマっている感覚がすごくあり、仕事として残る感じなんです。クリエイター冥利に尽きるし、福岡に来て、作ることが本当に楽しくなりましたね」

窪田:「それに、皆さん根底に福岡を良くしようという思いがあり、仲間と何でも共有していいものを作っていこう、いい世界を作っていこうという感じがあると思います。他者の意見や技術を取り入れることで、生まれたものがより洗練されていく気がします」

福岡の企業や街を一緒に成長させてくれる人を求む

−FCCを通して、どんな方に福岡に来てほしいですか?

山下さん:「ラクしたいから地方に移住するというのではなく、一緒に福岡の企業を成長させよう、福岡の街から新たな価値を生み出すんだという思いが強い方にぜひ来ていただきたい。僕らはそういう方と共に福岡を盛り上げ高めていきたいですね」

内田さん:「やる気のある方、熱意のある方、業界の第一線で活躍したい方を、私たちも企業も求めています。企業や福岡の成長を引っ張ってくれる人材に期待しています」

窪田:「地方ではキャリアを積めないと思われているかもしれませんが、福岡には東京と同じ水準で仕事ができる体制を整えた企業もあります。東京と同じ規定でキャリアアップできたり、給与水準が東京と変わらない企業も増えています。全国的に有名な企業がどんどん福岡に拠点を開設していて、可能性が満ちあふれていると思います」

−最後に、これから働き方や暮らしのシフトを考えている人にメッセージをお願いします。

須賀:「話題の「LIFE SHIFT」にあるように、今後50%以上の人が100歳まで生きるとされる時代となり、福岡でものづくりをしていくことは非常に魅力的な選択に違いありません」

窪田:「今の働き方や暮らしに少しでも疑問があれば、いろいろ考え込まず、まずは動いてみてほしい。イベントや登録に足を運んで情報収集するだけでもいいし、人と話すことで自分の現状を客観的に見ることができるかもしれません。僕らやマイナビさんのスタッフには移住者経験者がたくさんいるので、リアルなお話もできます。全面的にバックアップしますので、安心してお越しください」

内田さん:「今は場所にとらわれない働き方ができるようになり、たくさんの選択肢があります。その一つとして福岡をご検討いただければ、私たちが全力でサポートします」

7/8(土)には、『福岡クリエイティブキャンプ2017』のキックオフイベントを東京に新しくオープンした拠点「ダイアゴナルラントウキョウ」で開催します。本年度の取り組みを紹介すると共に、登録企業や移住した方がそれぞれの思いを話します。今後は求職者と企業がお互いをより深く密に知り合えるようなイベントを企画していますので、どうぞお楽しみに。
(文:佐々木恵美)

\\キックオフイベント詳細はこちら//

※画像をクリックするとイベントページへ飛びます。


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窪田 司
宮崎県えびの市出身。
雑誌「TURNS」、「九州ちくご元気計画」を経て、福岡移住計画の企画・運営を担当。