【ぼくらが連れて行きたい店vol.03】「ゆっくり過ごす、自分を取り戻す時間と空間」朝倉の隠れ家カフェ(Cafe mii)

魅力的なお店、また行きたくなるお店って何だろう?
それは提供される商品(サービス)の質?もちろんそれもあると思います。でも“誰が手掛け、どんな想いやコンセプトでやっているのか。その人に会いたいから行く、その人が手掛けたお店だから行く”これが一番の動機になるのではないかと思うのです。
本コーナーでは単なるお店の紹介ではなく、“人”にフォーカスしてお店を紹介していきます。

ずっと「食」まわりの仕事がしたかった。

朝倉市で1番栄えているエリア、郊外型のチェーン店が立ち並ぶ県道8号線から少し入った路地に面する調剤薬局の2階に、この6月、ひっそりとオープンした『Cafe mii』。朝倉市在住で、「珈琲を飲める自分たちの隠れ家的カフェ」を計画していたオーナーたちと出会い、「カフェをやりたい!」という目標を形にした店長・田中萌海さんに、会いに行きました。
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-入口を開けた時のギャップがすごいですね。中に入ると、窓が大きくて明るくて、ゆっくり出来そうな空間が広がっていて・・・びっくりしました。植物たちが空気を柔らかくしてくれている感じも。本当に素敵です。インスタグラムやFacebookをチェックしたら、タグ付されている記事が多かったです。

ありがとうございます。来て下さるお客様、同じような事をおっしゃってくださいます。駅から遠いこのお店にわざわざ来て頂くのだから、ゆっくりと時間を忘れるような気持ちで過ごしてもらえたら嬉しいです。
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-そうなんですね。個人的な意見ですが、甘木に「カフェ」というイメージを持っていなかったんです。萌海さんはずっと「こういうお店をやりたい!」という目標をお持ちだったのですか?確か朝倉市ご出身ですね?

はい。京都の学校を出てから、しばらく京都で仕事をしてたんですね。24歳までです。家庭の事情でこちらに戻ってきました。それから今まで色々なお店でお仕事をさせていただいてきて、隣りのうきは市にあるお店でお世話になった時期もあったんですね。若い頃から食に関わる仕事がしたかったんです。けれど、うきはにはもう色々なお店があって、皆さんすごく個性もあってそれぞれが確立されていて。そんな中で、自分が新しいお店をしようとは思えなくて。
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友との出会いがきっかけで。

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