【11/11開催】大分県九重町「野矢」地域で、固定種野菜農家さんと村づくり!古民家改修&ローカルPRプロジェクトの現地フィールドワーク

私たち福岡移住計画が天神で運営するシェアオフィス「HOOD天神」。そのコミュニティマネージャーの脇山が、農家のひのさんと出会ったのが昨年の秋でした。ひのさんは大分県九重町の野矢(のや)という地域で、固定種野菜で村づくりをする『Noya VIllage』という活動をしています。

村づくりのフィールドワークをする今回のイベントは、「Noya VIllageに参加したい!」と野矢に通っている脇山がひのさんと企画。固定種野菜や田舎など、知らなかったり忘れてしまっているようなことを五感で体験することは「生きかた」を考えるきっかけにもなった、と脇山はいいます。「HOOD天神」がある天神など、福岡の都市部にいる人たちも、一緒に村づくりプロジェクトの仲間になりませんか?

脇山 理子
大学進学を機に上京。大学卒業後、人材系広告代理店にて3年間営業職として従事。暮らし(=人生)をもっと豊かにしたい!と思い、2016年5月に福岡へUターン。現在は、 HOOD天神のコミュニティマネージャーと、スキルシェアサービス「ストリートアカデミー」の九州コーディネーターをパラレルワーク。それぞれの活動を拡大させる取り組みと、それぞれのコミュニティを温め、活性化させる取り組みを担う。

この記事では、
・11/11開催イベント内容&今後の計画
・HOOD天神 x Noya Villageのこれまで
についてご案内します。

11月11日に現地フィールドワークを開催

日程:11月11日(日)12:00〜17:00
場所:大分県玖珠郡九重町野上3505-3
参加費:3,000円(税込) ★野矢で採れた野菜で作るランチ&プチお土産付き

アクセス:(電車)JR「由布院駅」(バス)「道の駅ゆふいん」
受付締切:〜11/10(土)12:00まで
申し込み:こちらのfacebookイベントページの参加ボタンより参加表明をお願いします。
https://www.facebook.com/events/543934436020566/
※上記参加費に、野矢までの交通費は含まれません。
※電車でお越しの方は、「由布院駅(11:40)」かバス停「道の駅ゆふいん(11:52)」にお越しいただければ、お迎えにあがります。
※電車でお越しの方は、事前にFacebookページにてコメントをいただけますと幸いです。


今回開催のイベントでは、現地フィールドワークとして

・野矢のまち歩き
・改修中の古民家案内
・自然栽培の畑や耕作放棄地の活用事例案内
・鳥獣被害や対策の状況案内

などを予定しています。
集合をしたらまずは固定種野菜を使ったランチをみんなで食べましょう!その後、古民家改修プロジェクトの明治43年築物件をみんなで内見します。それから耕作放棄地だった稲畑を活用している事例をご紹介。途中で柿を収穫したりしながら、自然栽培の畑や鳥獣対策を行なっている田んぼなど、ぐるっと野矢エリア「Noya Village」を案内いたします!

実際に野矢を見ていただいたら、Noya Villageで「こんなことしたい」「こうなったらいい」などのアイデアを、みんなで出しあいましょう。たとえば改修中の古民家は、みなさんの訪問に間に合うよう土木工事まではなんとか終えたばかり。活用方法やデザインなどはみなさんの意見を取り入れながら、一緒に作っていきたいと考えています。

《今後の取り組み》
・作戦会議&発表会@HOOD天神(11月下旬予定)
・実地イベント@野矢(12月上旬予定)

◎地域の課題解決に興味がある
◎地域の関係人口に興味がある
◎第2、第3の故郷を作りたい
◎移住定住に興味がある
◎ローカルな場づくり、仕掛けに興味がある

という方のご参加をお待ちしています!
一緒に野矢の地域を盛り上げていきましょう。

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固定種農家「ひのさん」の紹介

現地で「Noya Village」を案内してくれるのは、固定種自然栽培農家の「ひのさん」夫婦。
ひのさんのタネを守る暮らしは、『TURNS』や『自然栽培』で紹介されています。
https://turns.jp/newmagazine/turns-vol-28-20184月
https://kaikaori.com/work/shizensaibai_tane/

日野克哉(ひのかつや)さん
鳥取農業大学農学部卒業後、百貨店(井筒屋)・中古自動車販売・家具販売で13年間サービス業に従事。その後星野リゾート「界 阿蘇」スタッフ兼農家として、地元の野矢で固定種栽培の兼業農家を5年続けたのち2014年より専業農家。無農薬・無化学肥料栽培で育てた米や野菜を湯布院の旅館やレストランなどに販売。

日野枝里(ひのえり)さん
電気通信大学卒業後、ヤフー株式会社などのIT企業に勤務し、サービス企画などに従事。その後APU大学院でMBAを取得し、仏ベルギー系銀行グループ(デクシア・クレディ・ローカル銀行)東京支店で2年勤務。地元大分に戻り星野リゾート「(現)界 出雲」「界 阿蘇」スタッフとして3年勤務したのち、2015年より湯布院で一組限定宿「艸月 -sougetsu」 を経営。生産した固定種野菜を料理して提供している。
(「艸月」はミシュランガイドで「極めて快適」評価を受けている宿です)
https://japanguide.michelin.co.jp/ryokan/oita/areal5302/cm40/
https://www.ikyu.com/00002285/

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先月の取り組み

「HOOD天神」にて【ゼロから始める村づくりプロジェクトのキックオフ会】を開催しました!
当日のイベントの様子はこちらをご覧ください!(11/11のイベントには、このキックオフイベントに参加されていない方も大歓迎です!)
https://hood-tenjin.com/2018/10/09/noya-village_tane0807-2/​


ご参加いただいた方々の参加理由や背景は様々でしたが、足を運んでくださったことで、みなさまの中できっと何かが動きはじめたはず。新しい人との出会いや、新しい発見で、新たな世界を知るきっかけになったのではないでしょうか。そうやって私たちが行動をすれば、必ず何かが動き出す。それは地域においても自分自身のことでも、きっと同じこと。

「はじめる」を応援するHOOD天神にきていただいて、動き始めたこの何かを、みなさんと一緒に共有しながら一つ一つ形にしていきたい。このキックオフイベントを通して、脇山はそう感じました。

HOOD天神 x Noya Villageのこれまで


昨年秋のふとした出会いで、「HOOD天神」コミュニティマネージャーの脇山は固定種野菜をはじめて味わいました。ひのさんの野菜をモニターとしていただいたそうですが、その個性豊かな味に「これが本当の野菜の味なんだ!」と驚き、知らなかったことを学ぶ楽しさを感じたといいます。

実は大根の辛さが苦手だという脇山。せっかくだから固定種野菜の大根の辛さを体験してみようと、そのままかじってみると、やはりピリっと辛い!だけどじわじわと喉のあたりから熱くなるのを感じます。そしてひのさんが「大根がカッと辛いのは、寒い冬に体を温めるため。昔の人はそうやって生き物本来の力を借りながら、一緒に生きていたんですよね」という野菜の力を感じて、その辛さもやみつきになったのだとか。

固定種野菜というのは、近代にF1種(生産効率が高く1代種)が農業生産で一般的になる前に、ふつうに栽培されていた野菜。植物が次の世代を残すためにつくる種を採って、それをまたまいて育てるのが固定種野菜栽培です。兄弟でも性質が異なるように、固定種の種の性質はそれぞれバラバラ。品質が異なるので、生産・流通・調理で扱いづらかったりするのですが、丁寧に向き合えれば豊かな個性は魅力でもあります。

この固定種野菜のように、知らなかったり、忘れてしまっている食べものの味や香りを体感することは「自らの”食”や”生きること”を、考えるきっかけになるのでは?」と脇山さんは考えています。

こうした出会いから、HOOD天神では、2018年4月からNoya Villageの紹介を続けています。
https://hood-tenjin.com/category/noya-village/



脇山は「HOOD天神」のメンバー(シェアオフィス入居さん)と一緒に、野矢で農業や田舎暮らしも体験。自然の中で一緒に汗を流し、とにかく笑い、それぞれの体験から感じたことを帰り道に話しながら、平成最後の夏の思い出として刻みこみました。普段顔を合わせているメンバーの意外な一面を見たり、仕事ではなく「同じ経験を共有する」という体験は、とても貴重でより一層の絆になるのではないかと感じました。知らなかった土地の魅力を知ることや、人との出会いも魅力でした。

さらには、味覚も含めて“知らなかった五感を知る”ことができたのも、野矢に行って見てよかったこと。人との出会いはもちろん、知らなかった自分に出会うというのも田舎体験ならではです。こういった体験を通した学びや気づきを自分の人生に取り入れて行くことは、とても豊かな時間を過ごすことのように思えると脇山さんはいいます。

こうして記事を書いている私(板村)も、娘たちを連れて家族で野矢に通っています。固定種を守って広めるという貴重な活動をしているNoya Villageのような田舎を、子どもたちに残したい。野矢は筑後川の源流にあり、好アクセスな超田舎(失礼!)という立地も魅力です。福岡から1時間半と、ちょっと離れたこの野矢に、五感で丁寧に生きる時間をもつための“みんなの田舎”をつくりませんか?まずは11月11日のイベント参加をお待ちしています!

\11/11のイベント参加お申し込みはこちらから/
https://www.facebook.com/events/543934436020566/

◎◎ 冬のNoyaVillageで農業・田舎体験も受付中! ◎◎
12月:薪割りやしめ縄づくり(12/16日)
2月:収穫した大豆で作る味噌作り(2/24日)
お申し込み >> http://noya-village.com/formorder/

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