【今年度も開催!】数々のプランと感動がうず巻く「よかとこビジコン」。担当者が語る3年目の想いとは。

今年で3回目を迎える「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」(通称、よかとこビジコン)は、福岡県内の地域資源を活かし、地域課題を解決するような新しいビジネスを創出するためのコンテストです。
これまで県内外から多数の応募があり、県内各地の魅力を活かしたユニークなプランが続々と登場。受賞者の中には、実際にビジネスを立ち上げ、地元はもちろん大手メディアなどでも取り上げられるほど注目を浴びている人も輩出しています。

そんな「よかとこビジコン」を今年度から担当することになった花村和樹さん(福岡県商工部新事業支援課)に「よかとこビジコン」への想いを伺ってきました。毎年、熱く盛り上がる当企画にふさわしく、花村さん自身もとても熱い方でした!

−花村さんは、今年からビジコン担当になられたのですね。これまではどんな業務をされてたのですか?

私は添田町の職員で、主に税務・財政・学校教育・契約に携わってきました。今年度から2年間の期限で福岡県に出向し、ビジコンの担当になりました。

−そうなんですね。福岡県への出向を希望されたのですか?

はい、添田町を外から見て、自分にできることを考えてみたくて、希望を出しました。もともと自分の地元を良くすることで、ひいては日本を良くしたいという思いで公務員になったので、福岡県職員という立場でこのビジコンに関わることができて、とてもうれしく思っています。

−よかとこビジコンについて、簡単に教えてください。

福岡県内の地域の魅力や強みを活かしたり、地域課題を解決したりするビジネスプランのコンテストです。福岡県内で創業を予定する人を対象としています。
今は全国の自治体でビジネスコンテストが開催されておりますが、地域へのインパクトを重視したビジコンは、福岡県が先駆けとして、平成27年度にスタートしました。

※コンテストの様子

−これまでの実績はいかがでしょう?

昨年度は59人の応募がありました。福岡県内の方をはじめ、県外の方にもご応募いただいています。年齢層は幅広く、また性別を問わず、様々な方がいらっしゃいます。学生や外国の方からもご応募いただいていて、毎年いろんなプランがあって、すごく面白いんですよ。
第1回目に大賞に輝いたのは、映画監督の完山京洪さんでした。完山さんは吉本興業の“地域発信型映画”プロジェクトからの依頼で、大川市を舞台に制作された短編映画『想い出の中で』で監督として携わり、滞在するうちに魅力を感じてそのまま大川市に移住されました。
「よかとこビジコン」では家具のまち・大川市に撮影スタジオを作るプランで受賞し、この夏、実際に空きビルを改装したコワーキングスペースやゲストハウスを開設されております。
第2回目の大賞受賞者は、九大ジビエプロジェクトを提案した西村直人さん。農林被害対策で捕獲される猪などの食肉や皮・毛を商品化する産官学連携企画で、すでに事業を始めています。


※第1回授賞式(写真上)、第2回授賞式(写真下)

−よかとこビジコンの魅力はどんなところでしょうか?

一番の魅力は、応募者と市町村とつながりやすいところです。応募者は創業予定の市町村を特定する必要があり、多くの市町村がサポート体制を整えています。市町村に問い合わせれば、いろんな情報をもらえますし、プラン作成を手伝ってくれたり、コンテストのプレゼン当日に、応援にかけつけてくれたりと、熱意のある市町村の担当者もたくさんいらっしゃいます。授賞式のとき、応募者と市町村担当者が喜び合う姿も見られて、あたたかく感動的なコンテストという評判が広まっています。コンテストが終わっても、その関係が続き、創業やその後まで応援してもらえるのもいいんですよ。

−福岡県で創業するメリットは?

たくさんありますよ。まずはご飯がおいしくて、首都圏に比べて、生活コストがかからない。都市がコンパクトにまとまっていて、少し行けば豊かな自然が広がっている。政令指定都市2市のそれぞれに空港があり、国内はもちろんアジアへの利便性が抜群なのも、創業の地として大きな利点です。
それに、福岡の人は外から来た人を歓迎してくれて、世話好きですごく優しい。田舎なら人柄がいいというのはよく聞くけれど、政令指定都市が2つある大都市で人柄がいいって、素晴らしいことだと思います。
あと、東京は人が多すぎて埋もれがちだけど、福岡で創業すればライバルが少ないので、メディアにも取り上げられやすくて、みんなが応援してくれる環境にあると思います。

−とはいっても、地域の魅力を活かしたビジネスプランを提案するとなると、ハードルが高い気がします…。

そんな方のために、福岡と東京で、コンテストや市町村をPRするイベントや、ビジネスプランの作成セミナーがあります。9/2(土)に東京で開催する「福岡移住・創業サミット」では、福岡の4自治体が地域の魅力を紹介したり、コンテストの受賞者が移住起業について本音で語ったりします。さらに、参加者みんなで福岡県の地域資源から具体的なビジネスを考えるアイデアソンも行います。
福岡に少しでも興味のある方、福岡や日本を良くしていこうという情熱のある方、アイデアが生まれる場に関心のある方など、いろいろな方々に気軽に参加してほしいですね。一番大事なのは愛ですよ、愛!(笑)

●福岡移住・創業サミット(東京イベント)
日時:2017年9月2日(土)13:30~17:30
開催場所:DIAGONAL RUN TOKYO (東京都中央区八重洲2丁目8-7 福岡ビル4F)
定員:50名(定員に達し次第締め切り)
詳細はこちら http://fukuoka-yokatoko.biz/tokyo-event/

●地域×創業フォーラムin福岡
日時:2017年9月23日(土)14:00~17:15
開催場所:福岡アジアビジネスセンター(福岡市中央区天神1丁目11-17 福岡ビル4F)
定員:50名(定員に達し次第締め切り)

●「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」とは
福岡県内各地の地域資源を活かした新しいビジネスを創出するために、福岡県が平成27年度から開催しているコンテスト。地域資源と福岡県内において創業を希望する方のアイデアやノウハウを掛け合わせ、地域経済の活性化を図ることを目的としている。応募者は、市町村や商工会議所・商工会、金融機関等地域の支援機関のサポートを受けながらビジネスプランをブラッシュアップし、創業準備ができる。また、市町村が独自にテーマを定めた賞を授与する(市町村賞)。
詳細はこちら http://fukuoka-yokatoko.biz/
応募期間:2017年8月1日(火)~2017年10月31日(火)
(文:佐々木恵美)

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