しごと

【しごと】「今あることをよりよく、面白く取り組むための仕組みを学ぶ」うなぎ式求人を募集!

2017.2.17  

福岡・八女。緑茶の産地の1つとして知られ、家内制手工業・伝統産業が今なお残る町でもあります。その八女で、2012年から「九州ちくごのものづくりと地域のアンテナショップ」としてお店を構える『うなぎの寝床』が面白い形のスタッフを募集していると聞きつけ、詳しくお話をうかがいました。

「作り手」と「買い手」が出会う場=アンテナショップ

『うなぎの寝床』がある八女福島は、八女市の中心市街地にあたり、その昔は商人・職人の町だったそう。現在も、間口が狭くて奥行きが深い白壁の町家が数多く残り、その町並みは国の伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されています。

1Fには食品から工芸まで様々な九州の作り手の商品が並び、2Fでは定期的に展示会が開催されます(取材日は、ゴム産業の一大産地である久留米で生産されているムーンスターの商品群が展示されていました)。


※2Fで開催されていた展示会

木工や絣、お茶や海苔まで・・・販売されている商品は、お店から車で日帰り出来るエリアのものが殆ど。自分たちの目で見て、作り手に話を聴き、選んだものがお店に並びます。

目の前の事に一生懸命取り組んでいたら、こうなった

昨年から活用を始めた事務所兼倉庫でお話をうかがったのは、代表・白水さん。メンバーの皆さんも途中参加しながらのにぎやかなインタビュー、スタートです。

−これまでの流れをおおよそ教えていただいてもいいですか?

「え~っと、2012年の7月に『うなぎの寝床』をスタートして、その時は3人体制です。僕とハル(通称です/本名春口さん。現在、メインバイヤー)と、僕の妻のひとみさんです。最初は、僕が情報発信とか全体のことをやって、ハルが店長兼バイヤー、ひとみさんが経理。僕とハルは個人事業主同士という感じでスタートしました。お互い依存しあわず、やりたいことをやれるスタイルでいこうという感じで。それで2014年1月に新開さんが入って(現在は独立、HOIという衣に関するプロジェクトをスタート)、7月に渡邊さんが入りました。それから、2015年の1月に株式会社化して、僕が代表になりました。2016年にはずっと助っ人として関わってくれていたトミー(通称です/本名冨永さん)が正式に加わって、岡本さん、桑原さん、林田くん、更にアルバイトの鬼木さんまで入れると、全部で10人で活動しています。この1年は怒濤の新規加入です」


※作業中の林田さん(右)と鬼木さん(左)

「仕入れ先も徐々に増えていて、今はちくご地域で大体40数件、全体で約70件と取引しています。売上は、5年目で初年度から約10倍です。始めた頃は全く想像していなかった状況になってます。んー、人が少しずつ増えていったのは、最初は自分たちだけでやっていましたけど限界があるってなって。働きすぎって、良いことではないじゃないですか。自分の時間とかをきちんと持てて、健康ではじめて考える余裕とかも出てくるし。それにアイデアとかもみんなで話し合ったりする方が上手くいくし、それぞれが自発的にやれたらいいなと思ったんです。売上を必死に追い求めて・・・っていう感じはまた違うかな。例えば、ここ最近でも自分たちで色々と改善しているんです。もんぺ1つとっても、タグをサイズごとに色分けしたり、ダンボールを適正サイズにしたり、ストック分も吊るしからたたむスタイルに変更したり。この仕事の中で、何かを得たり能力を伸ばしたり、自分で構築できたりするのが大事かなぁと」


※波佐見焼

−なるほど。売上とともに業務量も増え、適正な形を探していたら今のような形になってきたと。メンバーの皆さんのSNSなどを拝見しても、それぞれが自分の興味のある領域に対し、すごく積極的に動かれているなぁ~と思います。
ちなみに、現在の販売の形やメイン商材について教えていただけますか?

「今は、店、イベント、通販、卸や外部と関わる商品開発の4つの事がそれぞれ同じぐらいの比率で売上になっています。店は、ここに来たらうちで扱ったり関わっている商品が全て見る事が出来るから、まさにアンテナショップとしての位置づけです。それで、イベントは商品をリアルで知ってもらう、呼び込むためのきっかけです。通信販売や商品開発・卸は、受け皿が更に広がるんです。特に海外に向けてはこれから開拓していかなければと思っています。商品でいうと、今はもんぺが75%ぐらいを占めますけど、意識としてはどんな商品も並列でやっています。中には自分たちが企画して販売してという商品もあります」


※店舗1Fの様子


※もんぺ

「で、もともと自分たちがやりたいこととしては、伝えるとか調べる、調査するっていう事の比重が大きいので、売り方もそれぞれ作り手によって違う・・・家内制手工業のような作り手と一大産地のような作り手では全く違うから、伝え方=売り方を作り手と一緒に考えながらやっていってます。それと、やっぱり買うだけよりも作り手のところへ行ってみてほしい。現場が楽しいんですよ。現場を見て、考えて、感じてほしい。企画展も現場を見るところまでつなげているんです。もんぺという事業の柱があるから出来るっていうのもあるかなとは思います」

−作り手さんによって出来るボリュームや希望する販売のスタイルも違うっていうことですね。

「そうです。それと、うちだと修理も請け負っていて、手工業的な作り手の方とはそういうやりとりも出来るんです。大量に作って、大量に消費されるサイクルを希望しない作り手もいるんです。短い間だけじゃなく、長い目で見た時の自分の仕事、関わり方を考えたりしますね」

うなぎニョロリ式働き方

−一般的な流通の担い手とは違う動き方、関わり方と言えるかもしれませんね。ちなみに、今回募集されているのはグラフィック業務スタッフと登録スタッフだそうですね。この方々は、うなぎの寝床において、どういった業務を担当されますか?

「グラフィック業務の方は、自社HPにはグラフィックって書いちゃったんですけども、広報物全般の制作スタッフというのが正しいかもしれないですね。店内用のPOPを作ったり、時には写真を撮ってもらう必要もあるでしょうし。どちらかというと、メンバーから出てくるニーズに沿った広報物を作ってもらう黒子的なポジションかな。どんな人に響かせたいかや視点とかは今までの土壌があるからそれをベースにしてもらいながら、きちんと伝わるものを作ってもらえたら。インハウスでザザザ~ッと作れる人、コミュニケーション能力があって、マルチプレーヤーなタイプの人がいいかもしれませんね。うちは本当にいろんなことをしてもらうので」


※展示会チラシ

「登録スタッフの方には、スポット的な仕事が発生した時に連絡をとらせてもらって、検品とか発送とかもろもろの仕事をお願いする予定です。うちはオープンだからアルバイトをしながら、メンバーたちと話したり、その仕組みを学ぶというのも一つのメリットだと思います。「こうした方が良い」っていうアイデアが出たら、意見交換しながら自分でトライしてもらうことも可能です。で、登録スタッフの中でも無償バージョンの人と有償バージョンの人がいたらいいなと思っていて。有償ってひょっとしてハードルが高そうな感じかなと思って。無償で、一緒に色々と考えたりしゃべったりするだけでも良かったら、ハードルが下がるかなと。ちなみに、僕、大学時代は建築専攻で、インターンに行きました。建築のインターンって本当にきついですよ。朝から晩までです。本当に。僕自身はそういうスタイルでお願いしようとは思ってないので、興味のある方に積極的に手をあげてもらえたらと思います」

−登録スタッフ・・・何だか分かりにくいですね。うなぎらしさ・・・では「うなぎ式インターン」でどうですか?

「あ、それいいですね。うなぎ式インターン!それで行きましょう。僕は内外で「話し合いの場」を作ることがひょっとしたら自分の役割かなぁと思っているんですけど、今日は『うなぎ式インターン』って名前も出てきたし、良い話し合いが出来ました!とにかく、一緒に仕事を楽しめる、自発的に動ける方が来てくれたら嬉しいです。応募、宜しくお願いします!」

個人としての活動やチームとしての活動、はたまた何かを得たい、事業スタートのためのノウハウを学びたいと思う方にとって、オープンな『うなぎの寝床』さん、本当にお勧めです。ぜひ、ニョロリな「うなぎ式働き方」にチャレンジしてみませんか?

株式会社うなぎの寝床
募集期間 決まり次第終了
募集職種 ①グラフィック業務スタッフ
②うなぎ式インターン
採用人数 若干名
雇用形態 ①アルバイト
②登録制スポット的アルバイト
勤務地 ①②福岡県八女市稲富589-1
勤務時間 要相談
給与 ①時給765円からスタート
※能力に応じてアップ
※業績により正社員登用あり。
②案件により報酬あり。
福利厚生 要相談
休日休暇 相談後の勤務シフトによる
仕事内容 ①グラフィック業務スタッフ
・うなぎの寝床のグラフィック業務全般
②うなぎ式インターン
・イベントなどへの発送、イベント戻り品の検品、イベントのお手伝い、内職的作業、もんぺのモデル、その他
応募資格 ①グラフィック業務スタッフ
Illustrator,Photoshopが使える方
※作業環境:Mac IllustratorCC,PhotoshopCC
②うなぎ式インターン
特になし
選考プロセス STEP-1.本サイトへお申込み
※グラフィック希望者はポートフォリオと履歴書をお送りください。
STEP-2.書類選考
STEP-3.面接
備考 【求める人物像】
・うなぎの寝床の活動に興味のある方
・八女市付近に住んでいて継続的に来ていただける方
・コミュニケーション能力のある方


うなぎの寝床へのご応募

ご応募は下記の「この記事に関するお問い合せはこちら」から、
メッセージ本文中に
・電話番号
・住所
・性別
・年齢
・経歴
・志望動機
※グラフィック希望者はポートフォリオと履歴書をお送りください。
をご記入の上、福岡移住計画までご応募お願い致します。

選考の上、うなぎの寝床様よりご連絡します。
尚、送付頂いた個人情報などは採用選考にのみ使用します。

〈注意事項〉
・ご応募いただいたメールアドレス宛に確認メールを返信します。
・返信がなければ再度メールアドレスをご確認の上ご応募ください。

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高木 亜希子
千葉県出身。
うきは市浮羽町で自然卵の養鶏を営む【ゆむたファーム】の嫁。また【あきこ商店】として筑後地方の食に関わるヒト・モノ・コトを伝える活動をしている。