【スタッフコラム】ソトモノ視点と地元視点で共に見つけ磨いていく!地方での不動産有効活用について。

「福岡移住計画の中の人」に迫るスタッフコラム。
4回目となる今回は、福岡移住計画の不動産担当である鎌苅(かまかり)のコラムです。

自己紹介

はじめまして、「福岡移住計画」の鎌苅と申します。
2016年4月から福岡移住計画に加わり、地方不動産の再生・運用や物件紹介など不動産分野を担当してます。
今回は、そんな僕がどのように福岡移住計画に関わるようになり、どのような想いで活動しているか書いてみたいと思います。

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■福岡移住計画に関わるようになったワケ

2016年4月から福岡移住計画に加わった僕ですが、3月までは東京の不動産会社で不動産開発や運営を行っていました。
昔から不動産は好きで仕事していましたが、東京をはじめとした大都市での不動産開発に対する違和感(どこまで開発するのか?誰のための開発か?)を抱くようになり、更にはもともとが都市部ではなく地方に住みたい気質の人間ということもあり、どこか地方に移り住み、まだ見ぬ可能性に溢れた地方の不動産の価値を高めることで、社会課題の解決にも貢献したいと考えるようになりました。
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僕自身は福岡に地縁はないんですが、たまたま参加していた2015年秋に東京・渋谷で行われていた不動産関連のイベントに、他のゲストと一緒に「福岡移住計画」が登壇していたところから、僕の人生は大きく動き出しました。
他の登壇者が各社の不動産事業を説明している中、福岡移住計画だけが“こんなことやっていきたい!”みたいな未来思考の話だったのと、仕事の延長線上にある暮らし方を重視した考え方に共感できたこともあり、福岡移住計画とコンタクトをとるようになりました。

すぐに転職するつもりはなかったんですが、福岡移住計画が不動産事業を伸ばしていこうとしていたということもあり、意気投合。それから数ヵ月後の2016年4月には、福岡に移住し、福岡移住計画の不動産分野を担当することになりました。

■私は福岡移住計画でこんなコトやってます

1.住まいのご紹介
僕が入社する以前から、福岡移住計画では地元の不動産会社さんと連携させていただき、面白い住まいの情報を紹介していましたが、移住にあたって物件を探されているお客様からの問合せに対する適正な不動産の選定、ご紹介をさせていただいてます。
自らの福岡への移住もそうですが、“人が暮らしたい場所で、豊かに暮らせる”よう、応援をさせていただいてます!

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※移住者には特におすすめしている物件(糸島市)
→その理由はこちら

2.不動産の再生・有効活用
地方に行くと、地元の方からよく聞くのが「●●は、何もないんです」という言葉。
このお決まりのフレーズですが、果たして本当に何もないんでしょうか。地元の方からすると当たり前すぎて、また見飽きていて価値がないように見えますが、僕たちソトモノ(外部から入ってきた者)から見ると、景色や建物、人や文化も含めて、とても新鮮で、価値を感じられることがよくあります。
僕たちは、この地元とソトモノの価値観のギャップに着目にして、地方に眠る不動産を再生・活用することで地方でも人が豊かに暮らせる環境を少しでも整えるとともに、地域資源の保全・地方の活性化を通じて社会に役立ちたいと考えてます。

僕たちが取り組んでいる事例のうち、いくつか取り上げてみたいと思います。

◎タートル
||タートル(シェアオフィス)-福岡市西区能古島-||

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福岡県外の方には馴染みないかもしれないですが、福岡市には市内の港(姪浜港)から10分で渡れる自然豊かな島(能古島)があります。
海外からも旅行客が来るような観光地ではありますが、島内にある物件が空き家になるにあたり、運用しても良いから物件の維持管理できないかと、福岡移住計画に相談いただきました。
空き家になってしまうような物件ではあるものの、渡船場からのアクセスも良く、物件の目の前には海が広がっており、ソトモノ目線では非常に価値の高い物件だと感じたため、物件に着手させていただきました。

地元の方々と対話を重ねた結果、福岡の中心部からアクセスが良く、船に乗って気分を切り替えられるということもあり、ワークスペースとしての整備を進めることになり、2017年2月の本格オープンに向けて現在準備中です。福岡移住計画にて改めてリリースさせていただきますので、お楽しみに!

◎武雄
||TAKEO MABOROSHI VILLAGE(公園の有効活用)-武雄市-||

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佐賀県武雄市が管理する自然豊かなレジャースポット『武雄温泉保養村』の利用者減少に伴い、同市が交流人口の増加を目的に公募した「武雄温泉保養村資源活用プロジェクト」に福岡移住計画が(株)まちづクリエイティブとの共同企業体として選定され、取り組んでいます。

武雄温泉保養村への利用者が減少しているとのことでしたが、ソトモノ目線で見ると、福岡からのアクセスが良く、広大で高低差のある自然環境のため景観も良く、宿泊施設や宇宙科学館などの施設も充実していることからも、ポテンシャルを感じました。

これまで武雄温泉保養村を訪れたことのない、僕たちみたいなソトモノの方にも、楽しんでもらえるよう、NORDISK社のお洒落なワンポールテントの張り方や火おこしを学び、昼・夜・朝のアウトドアクッキング、さらには武雄温泉保養村ならではのワークショップなど、武雄温泉保養村を満喫してもらえるようなプログラムを実施しています!詳細は下記サイトより!

\\TAKEO MABOROSHI VILLAGE//

※画像をクリックするとサービスサイトへ飛びます。
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■今後やりたいコト

これからも不動産の価値転換を図り、“その土地ならでは”の面白い場づくりを進めていきたいと思ってます。
特に、都市⇔地方や海⇔山など、気分や仕事の状況に応じて働く場所を変化させ、移動しながら働くことで、これまで以上にクリエイティブでパフォーマンスが高く、個人としてもより豊かに働ける『+Wander(プラスワンダー)』というサービスをはじめており、こちらのサービスで利用いただける豊かなワークプレイスを各地に整備していきたいと考えてます!
そのためには地元の方の協力が絶対的に必要で、お力添えいただきながら進めていきたいと考えています。

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※能古島では地域の運動会に参加させていただきました。

ただ建物や空間の話をしているのではありません。地元だけでは価値付けが難しい場所を僕ら(ソトモノ)視点を加え価値転換させていただき、新しい場をつくることで、ワーカーなどが地域を訪れるようになり新しい産業・雇用が生まれるよう、仕組みづくりや運営にも関わっていきたいと思います。

サービスご利用の方はもちろん、僕たちと一緒に想いを持った不動産活用をご検討いただけるオーナー様がいらっしゃいましたら、ご連絡いただきたいと思います。

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