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【ぼくらが連れて行きたい店vol.02】「この町で、今まで誰もやっていない事を。」アメリカンハンバーガーショップ(DeliBoy BROS.Hamburger)

2016.8.2  

魅力的なお店、また行きたくなるお店って何だろう?
それは提供される商品(サービス)の質?もちろんそれもあると思います。でも“誰が手掛け、どんな想いやコンセプトでやっているのか。その人に会いたいから行く、その人が手掛けたお店だから行く”これが一番の動機になるのではないかと思うのです。
このコーナーでは単なるお店の紹介ではなく、“人”にフォーカスしてお店を紹介していきます。


ビジョンを叶える。

九州道・杷木ICを降りて車で約10分。『道の駅うきは』の向かい側。60’S CHEVY VANが目印のアーリーアメリカンテイストのハンバーガーショップ、それが「DeliBoy BROS.Hamburger」(以下、DeliBoy)。オーナーは、もうすぐ30歳を迎える永松伸一さん。20代の若さで、今までこの地域に無かった「グルメバーガー」スタイルのお店を構えた永松さんに会いに行った。

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-2015年6月にカウンターとテイクアウトというスタイルでオープンした『DeliBoy』さんですが、地元や遠くは門司港のイベントへも出店して、徐々に認知度アップされてきました。今年の3月からは客席部分も広くなりましたね。何だかすごいスピード感ですね。

「そうですね。色々と・・・ありがたいです!実は、最初の頃は、デリバリー=移動販売のスタイルで営業をスタートしようって思ってたんです。東京の某ハンバーガーSHOPで2年修行していたんですけど、その頃からうきはで店をやろうって決めてました。表に停めてる車も、移動販売用に当時買っていたんです」

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-そうなんですか!上京する時点で、こちらに帰って来てお店をする事を決めて修行されていたってことですか?

「はい。うきは、すごいいいじゃないですか。東京よりもこっちが自分は好きです。仕事しながら、こっちに帰って来た時の営業スタイルとか、バーガーの組合せとか、サイドメニューとかを考えたり試作したりしてました。例えばこのバンズなんですけど、これはうきは市吉井町の『ぱんのもっか』さんに、自分の希望を伝えて試作をしてもらって・・・11種類作ってもらったうちの1つです。やっぱりやるからにはちゃんとしないとなんで。あと、中に使う食材とかは作り手の人に会いに行ったりして勉強させてもらって。それで、去年の5月1日にこっちに戻ってきたら、友達から道の駅の反対側が空いてるって情報をもらったんです。自分が東京に行く前は唐揚げ屋だったところが空いてたんですよ。立地とかを考えたら、こんなチャンスは滅多に無いんで、そこからバタバタとお願いして借りれる事になって・・・オープンしたのが6月24日でした。帰って来てから、2カ月しないうちですね。いやー本当に、場所を構えられた事がでかかったです。もし最初にデリバリーで始めてたら、今頃やれてなかったかもしれないです」

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-やっぱり「場所が出来た」っていうのは大きかったんですね。

「そうですね。そもそも店をやりたいと思ったのも、みんなが集まって旨いものが食べられて、楽しく出来るような場所を作りたいっていうのがでかかったんで。最初はカウンターだけだったんですけど、3月に広げる事が出来て、ゆっくり食べて楽しんでもらったり出来るようになったんで、良かったです。嬉しいです。イベントとかに積極的に出て行ってるのも、イベントで知ってもらうっていうのはもちろんなんですけど、知ってもらってとっつきやすい店にしたいっていうのもあります。地元の年配の方や、子どもたちも来てくれたりとか」

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―今は観光客の方が多いですか?

「んー、両方ですね。でも昼は観光客の方ですね。前の道の駅のお客さんがやっぱり多いです。それと、案外この国道沿いで通勤してる人も多いです。それで、実はモーニングもしたいんですよね。今が昼から夜までやってるんで、いつ寝るって話になるんですけど(笑)。夜ももっと充実させたいし、やりたい事はまだまだです」

美味しいものを提供する。それは曲げない。

-このスタイルのハンバーガーショップは、この地域では珍しいですね。どうしてこういうスタイルにしようと思われましたか?

「うきはで、他の人がやっていない事をしたかったんです。一つ一つを手作りして、食材もちゃんとしたものを使ったハンバーガー。バンズもそうですけど、中のパティも地元の肉屋さんからとったものを使って。ピクルスやソースも手作りして。遠くから来る人もいるので、きちっとうきは感を出して、満足して帰ってもらいたいです。」

イベント出店していたDeliboyさんの様子をふと思い出した。1つ1つのパティ・バンズを、都度、鉄板で焼き上げていた。その手間を省かないこだわりに感心した事を覚えている。と、ここでワイルドチョップバーガーが出来上がった。

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そのサイズに驚愕。野菜がたっぷり使われていて、パティのボリュームに負けない存在感。レタスは、食べる事を考えて折り畳まれている。ソースも手作り。「このハンバーガーに、永松さんの思いがギュッと詰め込まれているんだな・・・」と思ったら、いっそう美味しい。

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ちなみに、「ハンバーガーを食べ慣れている方だけじゃなく、ご年配や小さいお子さんにも一緒に食べて楽しんでほしい」という気持ちで、この少し小さめのキッズバーガーも提供しているそう。嬉しい心遣い。

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「これからもやりたい事は色々とあります。ここで頑張る、この味で頑張る。それをみんなに楽しんでもらえたらと思ってます。宜しくお願いします!」

レゲエの音楽がゆるやかに流れる空気の中、ワクワクを提供してくれる永松さんとスタッフの皆さん。この笑顔に、また会いに来ようと思う。

【DeliBoy BROS.Hamburger】
https://www.facebook.com/deliboyhamburger/

福岡県うきは市浮羽町山北1758-21
TEL:090-1080-2166
営業時間:10:00〜21:30
定休日:木曜日

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高木 亜希子
千葉県出身。
うきは市浮羽町で自然卵の養鶏を営む【ゆむたファーム】の嫁。また【あきこ商店】として筑後地方の食に関わるヒト・モノ・コトを伝える活動をしている。