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『福岡移住不動産 VOL.13』 【秋月】四季折々の情緒溢れる”ミニ城下町・秋月”の名店『黒門茶屋』の後継者に。職・住一体の店舗付き住宅(土地235坪付き)売買2,980万円!

2016.1.12  

福岡移住不動産とは、物件と間取り図が大好物な編集部のメンバーが、移住者目線で、私たちが自らこれは住んでみたい!と思える物件及び、移住者の可能性を拡張してくれるお家を厳選取材し、お伝えするコーナーです。


美しい自然と歴史が残る、風情あるまち・秋月

福岡市から車を走らせること、1時間と少し。今回の物件は、「筑前の小京都」とも呼ばれる秋月(あきづき)にあります。山間の盆地に広がるこの地域は、水が綺麗なことでも知られ、そこへ自生する植物が織り成す自然の美しさはピカイチ。かつて栄えた城下町の景観が今も大切に守られていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

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取材当日は、ちょうど紅葉が見ごろの時期。たくさんの観光客が、思い思いにまち歩きを楽しんでいました。

今回、新しい住み手を捜しているのが、こちらの物件。秋月のメインストリートとも言える杉の馬場通りにある、『黒門茶屋』とその奥に続く住宅です。

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「道や城下町の景色は、今も昔も変わらないですけどね、私たちが店を始めたころは、辺りにこういった商売屋はなんにもなかったんですよ。」

そう話してくれたのは、店主の山本靖子さん。もともと秋月のご出身で、秋月観光のさきがけとなった『黒門茶屋』をご主人と一代で築かれました。

「辺りになんにもなかったから、ちょっと気軽な気持ちでね。こんな景色のいいところで、お茶が飲めるところがあったらいいなと思って始めたの。」

店舗は、お食事どころに、お土産売り場。昭和47年に建てられた建物とのことですが、綺麗に手入れされており、お客さんが出入りするたびに、建物にも命が吹き込まれてきたんだなあと感じさせられます。

今回、お店を手放すことにしたのは、靖子さんもご主人もご高齢であるということ。この歴史ある場所と営みを大事に継いでくれる方に、まだまだ元気なうちにバトンタッチをしたいということでした。

今も愛される御茶屋さん『黒門茶屋』

外観は、町屋風の雰囲気。手塗りの白壁や格子が、昔ながらの風情を感じさせてくれます。店舗右横に小道があるのですが、そちらが住居への入り口です。奥には駐車場もあって、最大4台まで停めることができます。

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軒下から店内へは、お土産品がずらり。名物の川茸や、くず餅、民芸品など…どれも、この土地の豊かさや歴史を示すものばかりです。入って右手が、売り場、左がお食事どころ、奥が厨房という間取りになります。

格子状の梁が存在感たっぷりのお食事どころ。四方から光を取り込むことが出来るので、とっても明るい雰囲気です。窓外に映る中庭の緑にも癒されます。

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厨房は、設備はもちろん、調理器具やお茶碗も、すべてそのまま引渡しとなります。しかも現役バリバリの状態で引き継げるので、こんなに条件のいい〝居抜き〟物件ってなかなかないのでは、と思います。

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中庭のアプローチを抜けて、店舗の裏手にあるのが、倉庫兼作業場と居住空間です。現在は、一階の和室を、団体用の個室として使用中。2階を靖子さんたちの私室として使っているようです。

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中庭の緑を望める8畳2間の和室。現在は、お店の一部として使用しているので、来客用のレイアウトに。もちろん、居住空間として使用できます。2階は、私物があるので写真NGでしたが、6畳の和室が二間あります。

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裏庭には、最大4台分の駐車スペースと、2階建ての倉庫が。

店舗・居住空間ともに、特に、改修が必要なところはなさそうですが、トイレは汲み取り式とのこと。水洗にする場合は、工事が必要です。(要相談。下水管は、前面道路に埋設されています。)

継続でも、新規でも、この場所を継いでくれるなら

このあたりがまだ観光地化していない時代に、ひっそりと暖簾を掲げ、40数年来、静かな季節もにぎやかな季節も、秋月に愛し愛されてきた『黒門茶屋』。どんな人に継いでもらいたいか、きっと強い思いがあるだろうと思って聞いてみると、意外な答えが返ってきました。

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「私も主人もね、どんなかたちでもいいから、この場所を引き継いでくれる方がみつかればそれでいい、と思ってるんですよ。『黒門茶屋』をそのまま継続してくれたら、そりゃ嬉しいですけど、違うことを始めてくれてもかまいません。それはね、次の方が考えることだから」

寛容な答えに、思わず「もったいない!」と声が出てしまいそうになりました。同じタイミングで、「そりゃあ、継いだほうがいいよ」と話し始めたのは、この物件の売買をサポートしているモモチ住宅の讃井嘉樹さん。

「『黒門茶屋』と言えば、もうブランドだからね。引き継げば、もれなくお客さんもついてくるんだから、こんないいことはないよ(笑)」

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靖子さん「もし、受け継いでくださるなら、メニューなんかもお教えしますよ。川茸(※)料理や、くず餅は、水が綺麗なこのあたりならではの料理です。パートの方々も、長年勤めてくださっている方ばかりだから、もしご希望なら、そのまま働いてもらってもいいと思いますしね。この店の勝手が分かっている方々ばかりだから、代が変わっても変わらず助けてくれるでしょう」
(※)清流でしか採れない天然の淡水海のりのことで、高級珍味で知られる

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「福岡の人って、おせっかいやきだから」と笑って話す靖子さん。この場所を舞台に、新しいお店をスタートさせるもよし。『黒門茶屋』を受け継ぐ場合は、全面的にサポートしてくださるという、心強い言葉をいただきました!


まとめ

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まだまだ私用スペースは活用中なため写真が少ないですが、是非一度お食事がてら内見してみてください。
環境や人通りをみるときっと気に入りますよ。

・秋月のメインストリート・杉の馬場通りにある店舗付住宅
・店は開店以来40数年愛され続ける『黒門茶屋』。看板を引き継ぐことも可能
・桜花、新緑、紅葉、雪景色…四季折々に自然との対話が楽しめる豊かな土地
・国の重要伝統的建造物群保存地区
・中庭、裏庭、2階建て倉庫、駐車スペース(最大4台)有
・トイレは汲取り式。水洗にするには工事が必要(要相談)


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藤井 優子
山口県下関市出身。
福岡でタウン誌の編集を経て、フリーライターに。主に暮らしや結婚などライフスタイルにまつわる媒体に携わる。糸島市HPにてコラム「糸島くらし」、福岡R不動産サイト「移住者インタビュー」などを連載。