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しごと

≪募集終了≫【しごと】山もあれば海もある、博多駅まで直通20分。新宮町で、観光産業をイチから立ち上げる「地域おこし協力隊」を募集!

2015.7.15  

福岡市郊外の新宮町、なぜここに「地域おこし協力隊」の募集が?

福岡県糟屋郡新宮町。福岡の地理にあまり詳しくない方からすると、糟屋郡といわれるとなんとなく山がちなイメージ……だと思います。

しかし町の中心部を走るJR鹿児島本線の新宮中央駅に降り立つと、まず驚かされるのは駅舎のきれいさ、整備された公園、そして九州初出店のスウェーデン発・大型家具販売ストアIKEAがあります。
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今回の募集は「地域おこし協力隊」ですが、協力隊というと農山村で地域の人たちと共に生きるというイメージを持つ方も多いはず。いろんな意味で、なかなか意外な新宮町です。今回は新宮町役場の高木さん、小宮さん、そして新宮町おもてなし協会の木本さんの3名にお話を伺いました。
「新宮町はもともとこの地域の中心でしたが、近年は福岡市に通勤するために移住してこられる方が増え、平成25年度は人口増加率が日本で一位になりました。勤務先もですが、休日に遊びに行くのも福岡市街に出る方が多いという町です」と話してくださったのは、新宮町産業振興課の高木昭典さん。
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「これまで産業振興ではさまざまな手を打ってきましたが、観光にはあまり力を入れてきませんでした。平成24年ごろから、町長が音頭をとって観光協会を立ち上げるための活動を始めたんです。そして今年の4月に、新宮町おもてなし協会という新組織を立ち上げました」と、同じく産業振興課の小宮麻美さん。(下写真左)
-なるほど、おもてなし協会ですか。そこで事務局長をされているのが木本紳一郎さん(下写真右)ということですね。
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木本さん「新宮町は人口がどんどん増えているのは事実ですが、それはJRが通っている町の中心部です。玄界灘に浮かぶ相島など海側や、立花道雪・宗茂父子の活躍で歴史ファンに知られる立花山がある山側は、人口が減少しているんです。しかし18㎢の町の中に、島や浜辺から山まである町です。言ってみれば日本の魅力をぎゅっと凝縮したようなもの、これは観光資源になりうる……というのが我々の見立てです。これまではそれをあまり活用せず、『来てくださる方がいればどうぞ』という形だった。それを変えていこう、着地型観光を進めていきたいというのが我々の取り組みです。そのために、新たに地域おこし協力隊を募集することになりました」

立ち上がったばかりの町の取り組み

-観光業務を進める上では、やはり協力隊のメンバーに住んでもらうのは海側か山側か、ということになりますか?
高木さん「そうですね、地域の人たちの間に溶け込んでもらって、その中で観光業務をお願いしたいですね。立花山には『立花山観光協会』がありますし、相島には、若手の漁業者による『若潮の会』が活動を開始しています。彼らと連携をとっていただき取り組んでもらいたいですね。」
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-それぞれ、観光資源としてはどの程度開発が進んでいるのでしょうか。
高木さん「立花山では、ここ20年ほど毎週日曜市が開催されています。実際は、現状それくらいなんですね。古民家再生なども考えてはいましたが、予算の面もありましてなかなか難しい。なのでまずは、PRや人を呼べる仕組みづくりから進めていければと。相島では若潮の会が漁船クルージングをはじめたり、新しい試みもスタートしています」
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-なるほど、まだまだ観光事業自体が立ち上がったばかり。観光資源の魅力の発掘から、街の外から人を呼んでくる仕組みづくりまで、幅広い活躍が期待されているのですね。では、どのような経験がある方を隊員として求めているのでしょうか。
木本さん「新宮町の現状を理解し、するべきこと・できること・やりたいことを整理して主体的に行動に移すことができる人、ですね。ハッキリ言ってしまうと何もない状態から始めるわけですから。それこそ『駐車場はこちら』って看板とか、そういう基本的なインフラ程度しかないのが現状ですから、来る人に向けて何を提供できるか、そのプラスアルファの部分を作っていける人を求めています。一般的な観光協会のスタッフが行う仕事に加えて、町内の住民交流事業や地域コミュニティの支援などを行っていただきます」

経験よりも資質、前歴よりも意欲がある人を募集!

-今回の募集では、社会人経験がある方のほうが望ましいのでしょうか。
木本さん「これは経験よりも、人間的な資質の問題のほうが大きいと思っています。学歴や前職にはこだわりません。地域おこし協力隊はそれほど給料がいいわけでもないですし、『観光』をキーにして地域を元気にしたいという強い信念がある方でないと、長続きするのは難しい。観光って、外から見ると派手に見えるかもしれないですけど、意外に地味なことの積み重ねなんですよ。それを貫ける方であれば、経験の有無は問わないですよ」
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-そうですね、ここで募集したからといって、いきなりJTBで20年観光やってました!という人が応募してくるかどうかは……。
木本さん「いや、実は僕がそうなんですけどね。20年ではないですけど、以前はJTBにいましたから。そこから新宮町に転職してきたかっこうです。僕自身も、お金で今の職場を選んだわけではありません。僕の奥さんはひょっとしたら違う意見かもしれないけど(笑)、僕個人としては今の仕事に大きなやりがいと夢を持っている。新宮町で募集している地域おこし協力隊にも、そういう人に来てほしいと思っています。協力隊の任期は3年ですが、その後も町に残ってもらえるような仕組みも作っていきたいし、お金を生み出せるようにもしていきたい。ですから、協力隊は第一義的には観光ということで募集をしていますが、その目的を踏まえたうえでカフェ経営をしたい、雑貨屋さんを開きたいという方でももちろんいいんですよ。そんないろんな思いのある方を募集しております」
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-おもてなし協会としては観光客を呼ぶことが目的になりますが、どこから来る方を呼びたいと考えていらっしゃいますか?
木本さん「まずは福岡市でしょうね。いずれは現在国の方針としても積極的に行われているインバウンド観光(国外から国内に観光客を誘致すること)を目指していきたいですが、今の新宮町の現状ではまず足元を見つめて、地域の皆さんが楽しみながら観光という新しい要素に取り組んでいただくところからはじめる必要があります。それがうまくいけば、九州一円、さらに関東や関西、日本中から来てもうようにしたい。同じ県内の糸島市は、福岡市に来た観光客を日帰りで惹きつけるような仕組みを作って成功していますよね。福岡市の西側の糸島がそれで成功しているなら、東側の新宮町にもチャンスはあるはず。新しいチャレンジをしたい、という人を求めています」
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高木さん「立花山の観光協会のメンバーはかなり高齢化していて、何か新しいことをはじめるエネルギーのある人を求めています。相島は若い漁業者が戻ってきて新しいチャレンジを始めていますが、その勢いを持続させていく試みが必要だと思います。どちらも、やはり地方なのである程度保守的にはなってしまいがちですから、新しい外の空気を入れてくれる協力隊のメンバーに加わってほしいと思っていますよ」
木本さん「相島も、今は漁業だけしか産業がない状態ですからね。世の中、やっぱりお金が落ちてお金が回っていかないとうまくいかない。行政から補助金をもらって新しいことを始めても、何年か経って補助金終了、となった時に潮が引くように人は去っていく。それじゃダメなんですよ。そうではなくて、地域の中でお金が動いていく仕組みを作っていかなければいけない。それを一緒に作れる人を、私たちは待っています」

ぜひご応募を検討される方は
当協会のHP(http://shingu-navi.jp/kankou/1051/)と
YouTube動画(https://www.youtube.com/watch?v=KDGr2Lu9Ga4)を
ご覧頂き新宮を感じていただければと思います。

新宮町役場
募集期間 ~7月20日(月)
採用人数 2名
募集職種 地域おこし協力隊
雇用形態 非常勤特別職として、町長が委嘱します
勤務地 福岡県糟屋郡新宮町緑ケ浜一丁目1-1
勤務時間 9:00~17:00 ※原則として月16日間
給与 165,000円
福利厚生 ・社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)なし
・住居は必要に応じて、予算の範囲内で町が用意します。
・活動に必要な備品(活動車両、パソコン等)は貸与します。また活動に要する経費は、予算の範囲内で町が負担します。
・生活用備品や住居の光熱水費、共益費等は隊員負担とします。
・拠点となる事務所までの交通手段(自家用車等)は、隊員本人がご用意ください。
・協力隊員としての業務に支障がなければ兼業を認めることもあります。その場合は事前に町総務課に届け出て許可を得てください。
休日休暇 シフト制による休日(有給休暇あり)
仕事内容 ■地域コミュニティ組織の支援活動
・住民自治協議会へ定期的に訪問し、地域の取組みに参加
■観光振興及び情報発信を行う活動
・新宮町おもてなし協会が主催するイベントの企画・運営
・ボランティアガイドの受付・育成業務
・町観光に関する広報・宣伝活動
・町の特産品開発及びWEB販売を含む物販業務
・その他、観光振興活動
応募資格 ・居住地要件(現在お住まいの住所地)
※3大都市圏内の都市地域又は地方都市(条件不利地域は除く)にお住まいの人、又は、これまで地域おこし協力隊員として、一定期間(2年以上)活動し、かつ解嘱から1年以内の人で、活動期間中、新宮町に住民票を異動することができる人。
・心身共に健康で地域住民と協力しながら、町を元気にするために意欲をもって精力的に行動できる人
・地域おこし協力隊の活動終了後も本町に定住・定着する意思のある人
・平成27年4月1日現在で、年齢が満20歳以上45歳以下の人(性別は問いません)
・普通自動車運転免許を有し日常的な運転に支障のない人
・WEBページの作成・管理等の知識技能を有している人
・パソコンの一般的な操作ができる人
選考プロセス STEP-1.本サイトへお申込みと同時にPDFデータで(info@fukuoka-ijyu.jp)宛に下記を送付ください。
・履歴書(市販のもの)
・活動目標レポート
(A4用紙で1,000文字程度。書式自由、ワープロ可)
テーマ:「新宮町地域おこし協力隊に応募した動機及び活動の目標」
STEP-2.書類審査
STEP-3.面接
備考


新宮町地域おこし協力隊へのご応募

ご応募は下記の「この記事に関するお問い合せはこちら」から、
メッセージ本文中に
・電話番号
・住所
・性別
・年齢
をご記入の上、福岡移住計画までご応募お願い致します。

選考の上、新宮町役場よりご連絡します。
尚、送付頂いた個人情報などは採用選考にのみ使用します。

〈注意事項〉
・ご応募いただいたメールアドレス宛に確認メールを返信します。
・返信がなければ再度メールアドレスをご確認の上ご応募ください。 この記事に関するお問合せはこちら

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深水 央
福岡県出身。
1998年から、フリーランスのライター/エディターとして活動中。2015年3月に、東京から糸島市に移住。執筆するジャンルは幅広く、「ゆりかごから墓場まで」をカバーする。趣味はサッカー、野球等のスポーツ観戦。最近は糸島を自転車でIngressして回る日々。