きさらぎ農園4

しごと

《募集終了》【しごと】畑と対話しながら育てる、美味しい作物。有機栽培米の田植えのお手伝い

2015.5.16  

安全で美味しい有機栽培へのこだわり

町のほとんどが山地にあたる、八女市上陽町。地域産業のほとんどは農業。八女茶の生産地としても有名です。

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そんな農業の町に「きさらぎ農園」はあります。オーナーの渡辺洋希さんは美味しい作物を作るため、無農薬と有機肥料で作物を育てる有機栽培の道を選び、2001年に「有機JAS」の認定農家となりました。
「うちの作物はすべて、米ぬかや魚かすなど、自然由来のオーガニック肥料で育てています。防虫や除草のための農薬は一切使いません。有機栽培を選んだ理由は、安心して食べられることはもちろんですが、何より味が違うんです。化学肥料を使うと即効性があるので早く育つのですが、反対に有機栽培は土の中でじっくり時間をかけて育つ。だから自然に甘みが強くなって美味しくなるんですよ。」
味だけでなく、見た目にも有機栽培で育った野菜は違いが出るのだそう。
「畑の様子も有機栽培のものは見た目から違います。葉っぱの色が違うんですよ。観光栽培の作物は、窒素の影響で黒がかったような濃い色になるんです。有機栽培のものは、少し淡い、自然な緑色になります。」
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化学の力を借りない、自然の形で美味しく安全な作物を作るためには苦労が絶えません。
「有機栽培は雑草と防虫との闘いです。病気や虫に打ち勝つ強い土壌を作るために、畑には大量の堆肥をまかなければなりません。化学肥料のおよそ8倍まかないと、同等の栄養分にならないんです。除草剤を使わないので、雑草がじゃんじゃん生えてくるのでこまめに手で草を抜いたり。手間と体力と根気が必要な仕事です。」
有機栽培を続け、17年。しかし毎年異なる栽培法で育てるというこだわりもあるのだそう。
「少しでも美味しいものが作りたいので、常に新しい試みに挑戦しています。毎年気候や日照時間などの育成条件も変わるし、虫の出方によって対策も異なる。私は作物と対話しながら、お米と野菜作りをしています。そうじゃないと有機栽培はできないと思います。何がベストかは人から教わるのではなく、やり続ければわかるようになると思います。」

農業を始めるため、神奈川から移住

本当に安心して食べられるお米と野菜作りに励む渡辺さん夫婦。16年前、神奈川県からここ上陽町に移住して来られました。
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「30代前半のときに農業をするために夫婦で上陽町へやって来ました。農業を始めようと思ったキッカケは家庭菜園。神奈川でさといもやキャベツを育てながら、農業に興味を持ち始めたんです。
ちなみに私たち夫婦は音楽が大好きなのですが、田舎に移住して雨のときは音楽をして、晴れの日に農業…なんていう風に二人でのんびり暮らせたらな~、なんて思ったこともキッカケになるかもしれませんね。」
どこで農業を始めるか、日田や背振地方などいろいろな場所を見学した中で、上陽町を選んだ決め手は役場の支援。
「上陽町役場のサポートのおかげで、とても良い住宅と農地を紹介していただけたんです。もちろん、ここの自然環境や人の良さも気に入ったポイントです。」

田舎で働いてみたい方、
農業をやってみたい方大募集♪

渡辺さん夫妻の愛情と希望が詰まった「きさらぎ農園」。これから忙しくなる田植えのシーズンに向けて、短期アルバイトを募集!
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「農業は1人だと1人分の仕事しかできないけれど、2人いれば3人分の仕事ができます。そこで5月~6月の田植えの時期にお手伝いしていただけるアルバイトを募集します。農業に興味がある人に来ていただきたいですが、それだけでなく田舎暮らし体験をしてみたいというグリーンツーリズム感覚で来てもらってもいいんじゃないかと思います。しかし農業は自然相手の仕事です。何があってもへこたれない!という強い意志があることが重要ですね。農業のノウハウも学べるのではないかと思います。」
今回募集するのは短期のアルバイトですが、渡辺さんのように農業を始めたい!という方であればアドバイスや協力をしていただけるとのこと。
「ここで農業のノウハウを学んで、独立していただけるようなヤル気のある方に来てもらえたら嬉しいですね!農閑期に他の仕事をする兼業農家としてやって行くこともアリだと思います。というのも、上陽町では空農地が増えてきているんです。畑や田んぼを持っていても、高齢化のため農業が出来なくなって放置…という土地が多いんです。条件の悪い山間地は、八女市街地など他地域と比べて後継者がめっきり減ってきているんです。そのへんを上手くリユースできるよう、地元もいろいろ対策は始めてはいるようなのですが。」

就労したい方を万全のサポートで
お迎えします!

そこで八女市の「地域おこし協力隊」の寺崎浩子さん(写真右)に、移住・就労者に向けての支援についてお話を伺いました。
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「遠方からの就労希望の方のため、安価で泊まれる宿泊施設があります。そちらの情報提供だけでもさせてください。場所は上陽町と八女市内です。1つめは八女市にある「ゲストハウス 川のじ」。こちらは1人1泊3000円~宿泊できます。ただし通常の宿泊者と同じ扱いになるので、部屋が空いていれば泊まれることになります。
川のじ(八女福島) ※6月いっぱいまでの予約のみ
080-8559-5849
※直接宿へお申込みください。
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2つめは上陽町にある「八女上陽ゴルフ倶楽部」。就労者に向けてロッジを開放していただきます。料金は1人1日4000円。ロッジなので複数人で利用してもOKです。
八女上陽ゴルフ倶楽部 ※ロッジ(上陽)
0943-54-3800
※直接宿へお申込みください。

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3つめは同じく上陽町にある、廃校を宿泊施設にした「みんなの館」。幼稚園や小学生の研修施設としても使われる地域コミュニティの場にもなっているので、もし上陽町で就農したい!ということであれば地元の人に空農地の紹介とリユースの交渉もしていただけます。」
みんなの館(上陽)
0943-54-3900
※直接宿へお申込みください。
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きさらぎ農園が取り組む新たな取り組み

きさらぎ農園の美味しい野菜は、地元の病院や外食産業、有機専門のお米屋さんなどに卸されています。しかし、販路の拡大には苦戦しているのだとか。
「市場は見た目と規格を重視するので、見た目が悪かったり規格外となるととたんに等級が下がり、値段がつかなくなるんです。見た目だけでなく、中身を見てもらいたいですね。有機栽培のものは手間がかかるしコストかかる。それを評価するシステムが欲しいと思います。有機栽培の作物は、大きな市場ではなかなか受け入れてくれないので、販路の確保に苦労するんです。」
そこで奥さんが取り組んでいるのが、有機野菜を使った加工品作り。
「キャベツのピューレや流動食など、野菜しか使っていない商品の開発を進めています。熱を通すことで、味付けをしなくても自然に甘みが出るんです。パスタソースにするなど、試作を作りながら開発しています。
形が悪かったり、虫食いがあるために、美味しい野菜たちが価値が無いものとみなされるなんてもったいないですよね。ピューレの開発と共に、そういった意識が変えられたらと思ってがんばります!」

きさらぎ農園
募集期間 ~6月19日(金)
採用人数 5月20日~(4日間程度):2名
6月20日~(15日程度):1名
募集職種 農業
雇用形態 短期アルバイト
勤務地 福岡県八女市上陽町北川内4717-2
勤務時間 9:00~18:00(休憩1h)※場合により応相談
給与 時給750円 ※昼食はご持参ください
福利厚生 短期のためなし
休日休暇 短期のためなし ※応相談
仕事内容 5月20日~:お米の種植え
6月20日~:お米の苗の植付け
応募資格 普通自動車免許 ※AT限定はNG
選考プロセス STEP-1.本サイトへお申込み
STEP-2.面接
備考 アルバイト期間後も農業研修生として継続の可能性もあり
※給与は応相談


きさらぎ農園へのご応募

ご応募は下記の「この記事に関するお問い合せはこちら」から、
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をご記入の上、福岡移住計画までご応募お願い致します。

選考の上、きさらぎ農園よりご連絡します。
尚、送付頂いた個人情報などは採用選考にのみ使用します。

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山本 佳世
福岡県福岡市出身。
「九州じゃらん」やペット雑誌「犬吉猫吉」の編集者を経て、フリーライターとして活動中。